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カテゴリ:摂食障害
台風が九州を直撃している。
私が住んでいる地域にも、天気図の台風の円が 思い切り被っている。なので起床してから 突然の豪雨になったり小雨になったり、 霧雨になったりと空は愚図ついている。 最近過食をする時、以前より胃に入らなくなった。 私としては、 「もっと食べたい、もっと・・・。」 と思っているのであるが、直ぐに気分が悪くなって しまう。今よりもう少し力があった時は、途中で少し吐いて また食べ始めるような、無謀な事をしていた。 勿論物凄く疲弊感を覚えたし、もう動きたくないと言う位 苦しくてぶっ倒れてしまった。 過食嘔吐は、『食べる事』も『吐く事』にも 物凄い力を要する・・・。 眠剤が少し強いので、起床する時凄く怠い。 特に最近は、朝方までかかる過食嘔吐で疲れてしまって 17時くらいにならないと目が覚めない。 しかしたっぷりと眠れたと言う事は、それだけ 心身の疲れも癒されたと言う事である。 だから私は、主治医が仰るように“睡眠”を とても大切にしている。 そして眠っていれば、過食衝動に惑わされなくて済む。 お薬を服用するだけで済む。心が楽である・・・。 きっと身体にはとても悪いであろう。 大体、『過食衝動が湧いて来る』のは 『身体が飢餓状態』だからである。 身体が栄養を欲しているのである。 無論、それ以外の理由もある。ストレスが酷くて 食べたくなったり、お薬によって理性が働かずいつの間にか 食べてしまったりと言う部分も、大いにある。 だから、心が抱える問題とは向き合って考えねば ならないのである。 また、 『過食嘔吐』をしてしまったからと言って 自分を貶める必要も、何処にも無い。 これは病症であり、仕方が無い事なのである。 しかし、かく言う私も思い詰め過ぎると、自分を貶したり 情けない人間だと思ったりする。 その点はいつも主治医に注意される。 「『過食嘔吐をする自分』を責め詰るという 事は、今正にその病気に悩んでいる人をも貶めて いる事になるんだよ。だからそんな事 言うもんじゃないよ。」と・・・・・・。 本当にその通りである。勿論私には他の方達の事を言っている つもりなど全く無い。 「自分は駄目な奴だ、こんなに迷惑ばかりかけて最低だ。」 と自分を責めないでは居られないほど、苦しいのである。 人によって辛苦の感じ方は様々であるが、やはり自分を責めて しまう方は多いと思う。そこで発想の転換を行い、 『これは病症で仕方の無い事なのだ』 と考え、どうやってそれと向き合っていくかを鑑みる方が 発展的ではないであろうか。 これは確かに難しい事だと感じる。苦しい時は自分を責める方が、 手っ取り早くその気持ちを収められるからである。 最早私は、そちらの考え方の方が癖になっている。 けれども自分を貶めた事で何も始まらないし、 終わりもしない。 もし前を向きたいのであれば、無理のない時・余裕のある時に 発展的な思想を持ってみる事が、大切なのではないであろうか。 今まで沢山、様々なヒントを主治医から得られているのに、 中々生かせない自分も居る。それは確かである。 『病気に殺されないように頑張る事』は大切であるが、 到底無理で無謀な事を頑張る必要は無い。 それよりも心身を休める事の方が、余程大切であるから。 病床の出ている自分を責め抜くのではなく、 苦しい時には自分を労わり、ゆったりする事も大切である。 だから無理は禁物なのであろう。 ただ、この病気に殺されないようにしたいと願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.18 21:18:31
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