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カテゴリ:摂食障害
木曜日なので朝、ゴミ捨て場に向かった。
今日はいつもより遅い時間だった為、 東の空がより明るく輝いていて、 澄んだ空気の中、只管ぼんやりと 空を見上げていた。 ひんやりとした大気が心地良い。 深呼吸する・・・すうっ、はあ・・・。 そしていつもの様に桃の木に語りかけた。 「大きくなあれ。」 夜中、少し酔った頭でソフトのアップデータを 行なっていたら、何処を如何間違えたのか、 失敗してしまった。そして訳の分からない状態に なってしまったが、こうして起動して ブログが綴れたらそれで良い。 後々、説明書を読みつつ原因解明を するしかない。 こういう時、PCに詳しい人が傍に全然居ないのは 心細いものである。 弟は若く回復力も目を瞠るものがあるので、 順調に治癒へと向かっている。 酷い事故にならなくて本当に良かったと感じる。 弟が原付バイクで転んだのは1度目じゃなく、 3度目くらいである。運動能力がかなり高い弟なので、 1度目2度目はすっ転んでも原付から寸時に離れ 滑っていく原付を走って追いかけたと言う。 しかし今回は夜であったことに加え、 ブレーキの効き過ぎでバランスを大いに崩して しまったことが原因で少し大きな怪我となってしまった。 病院で対面するまでは本当に胸が押し潰されそう であった。妹も10代の頃、2人乗りで原付に乗り、 坂道で転んで足が火傷状態になって その跡は消えていない。 私は自転車で大学からの帰り道、雨の中転倒し、 運悪くとある建物の角に額をぶつけ、 7針縫う怪我を負った。頭の付近は血液が 大量に出るもので、衝撃から立ち直った後、 だらだらだらだら流れ出す血に少し戸惑った。 怪我の多い兄弟である。 閑話休題。 最近断眠する事が多くなってしまっているが、 目が覚めても暫しお蒲団の中で 微睡みゆったり四肢を伸ばす瞬間が心地良い。 そしてまた眠りに落ちる。 その間に勿論、 過食衝動が絶え間なく襲ってくる。 けれども 「私はまだ眠い。過食したら後々苦しい事になる」 と言い聞かせ、眠りに落ちると、 次に目覚めた時にはもう 過食衝動は薄くなっている。 過食と嘔吐は、主に 『寂しい・心細い・苛立ち・哀しみ・虚しさ』 から派生する事が多く感じる。 それは、私の中の“顔なし”が感じている ものなのであろう。 また、これらの気持ちを大切にせねばならない。 ネガティヴな想いの塊ではあるが、 『こころを大切にする』 という事は、ポジティヴな感情もネガティヴな感情も 全部含めて受け入れると言う事ではないであろうか。 勿論それはとても苦しいものである。 誰だって、ネガティヴな感情は捨て去りたいと 願うであろう。 世の中の風潮では、 『そんな弱音を吐くな、前向きにもっと頑張れ!』 と言う言葉が其処彼処に転がっている。 でも、精一杯頑張っている方々に対して、 この言葉はとても酷な事であろう。 無論、『努力』は惜しむべきではない。 出来る限りの『努力』を 私はしていきたいと想っている。 でも、それすら出来ない時は、 『心身のメンテナンス中』 として、ゆっくりゆったり過ごす事が大切 なのであろうと感じる。 私は、息抜きや骨休めが出来ない 不器用な人間である。 『過食と嘔吐』に因って幾ら ぐたぐたに疲れていても、 常に何事にも全力を注ごうとしてしまう。 これが私の悪い癖なのであろう。 その部分はよく主治医にも指摘される。 何もかも“必死で頑張る”と言う事で 全てが上手く行く訳ではない。 こころの調子をつぶさに感じつつ、 体調を鑑みて、ゆっくりゆったりする事が 必要な時だってある。そしてそれは、 決してサボりだとか、ずる休みだとか 怠けているだとか言う訳ではない。 上手に、その休憩を使いこなす事に因って、 次なる力を蓄える為に必要不可欠な メンテナンスなのであるから。 私は、3歳の頃から神経症を患ってきた。 そして14歳の前後に『摂食障害』を罹患した。 その後、その苦しみの中でも骨休めをせず、 突っ走るように大学を卒業するまで、勉強を 必死で頑張った。しかし、その結果うつ病をも 罹患してしまったのである。 うつ病の症状として一番重いのが、 “もう何もしたくない”“生きていくことが苦痛だ” と言うものがある。けれども、私は生きる道を 選んでしまった。これから降りかかる苦痛、苦悩、 煩悶とした状態などを次から次へと味わうのであろう。 そんな時、『今死んでしまったほうが随分楽だよ』 と言う囁きが聴こえる。それは強ち間違いではない。 摂食障害の苦しみ、強迫観念の苦しみ、PTSDの苦しみ、 うつ病の苦しみ等から解放されるのであるから。 しかし、私は生きて甘んじてこの苦しみを受け容れようと 想っている。 今はまだそれらを心身で受け止めるだけで、 社会人として生きることは出来ていない。 けれども、いつかはそれらの苦しみを昇華させていき、 こころの葛藤を後々、糧として 生きていけるようになれたらと願っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.26 20:41:29
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