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2006.11.08
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カテゴリ:摂食障害
夜の空気が澄んでいるのを感じる。

深呼吸をすると、身体中に冷たい空気が

染み渡るようで心地良い。

見上げれば星が瞬き、月が浮かんでいる。

私はそれらを見ているが感じ取れない。

虚空を見つめながら、とぼとぼと歩く。

鎮静させるお薬の影響で、

何もかもが唯、空しく過ぎ去っていく。







昨日の様な暴風は止み、なだらかな午後であった。

急に寒くなったので、眠る時毛布も使用する事にした。

お蒲団の中が温まってくると、

疲れが融解していく様で、じわじわと快く

眠気が忍び寄ってくる。そして睡魔に吸い込まれる

その瞬間だけが私の精神を宥めるのである。







同じ行動パターンから抜け出せないのは、

きっと変化を恐れているからであろう。

いつもと同じ時間に起床し、シャワーを浴び、

一服してスーパーへ出掛ける。

買い物を終え、発泡酒をちびりちびりと

飲みながらこうしてブログを綴る。

終わったら過食と嘔吐

そして疲れて30分ほど横たわる。

その後も発泡酒を飲み続け、

後にカクテルを作る。

ふんわり泡立ったカクテルを

飲み終えたら、4時頃2度目の

過食嘔吐をして後片付けを

きちんと行ない、やっと眠れる。

ざっと綴ればこんな1日である。







変化が無い事に少し辟易するが、

変化があればあったで、どう対処して良いのか

分からなくなるのである。

わたしは小さい頃から母に、



「もっと臨機応変に動きなさい」



と言われ続けていた。

でも「言われた事は守りなさい」とも

言われていたので、私はいつも混乱していた。

そして大人になった今でも

『臨機応変』

は苦手である。決められた事をまっしぐらに不器用に

突き進んでしまい、いつも失敗してしまうのである。







その『臨機応変』が出来ない私は、

過食と嘔吐にも影響している。

まず、過食食材でいつも買っているものが

売り切れていたら、どうしたら良いのか結構悩んでしまう。

代替品はある事を分かってはいるのであるが、

その意識に行き着くまでに葛藤がある。

“いつも通りにせねばならない”

と言った強迫観念が邪魔をしているのであろう。

もっと緩く生きていきたいものである。







そんな状態であるから、勿論食べ物を食べる

順番も決まっている。

ここまで来ると本当に自分でも呆れてしまう。

日中は飲み物しか口に出来ないのも、

自分が決め付けたルールで、破る事ができない。

唯一、甘いミルクティも飲めるようになったのが

変化であろうかと感じる。







私は、喫煙者である。

そして1種類の煙草ではなく、

いろんな種類を試してみて

良いなと想ったものを数種類

喫むようにしている。

その順番も決まっているのであるから、

自分に対して嘲笑が零れてしまう。







閑話休題。

1日の中で唯一の楽しみは、



『カクテル作り』



である。

計量器も使って、リキュールを数種類と

100%果汁のジュースを入れ、

氷もたっぷり入れて只管シェイカーを

シェイクするのである。

日によって調合は変えてあるので、

今日はどんな味のカクテルが出来上がるのか、

凄く楽しみなのである。

食べ物は食べられないが、こうして飲み物は

辛うじて摂取する事が出来る。

否、お酒を飲む為に太ってしまう要素となり得る

食べ物を食べないようにしているのかも知れない。

身体を壊すのは時間の問題であろうと痛感する・・・。







今日の早朝から、心臓の調子がおかしい。

脈が飛ぶのである・・・所謂不整脈である。

不整脈を起こすと、次の鼓動が苦しいし、

若干動悸が激しくなるのである。

そしてまた、呼吸が苦しい。

今服用している三環系の抗うつ剤が

心臓に負担をかけるものであるので、

致し方ないのかも知れない。

でも、この抗うつ剤が

自分に一番合っていて、

日中の過食衝動を抑えられているのである。

第一世代の古いお薬であるが、侮れない。

こうしてお薬の力を借りて脳を休め、

心身の異常なまでの疲れを快復出来ている。

しかし、本当に不整脈や動悸の激しさは

苦しくて仕方ない。主治医に相談しても、



「何かが起こらない方がおかしい。こうして

身体に異常があって当たり前」




と諭されてしまってどうしようもない。

病状が酷くなったら循環器内科に行こうと思う。







心身共に、不具合が出てきている。

これはきっと、季節の変わり目であることが原因であろう。

そして季節が移り変わると、自分の行動にも変化が少なからず

出てくる。それを受け容れる準備もせねばならない。

いつからかどんなに厚着をしても手足の先がかじかんで、

秋の終わりや冬にかけて寒さが身に沁みるようになった。

けれども、秋や冬は私の大好きな季節である。

だから甘んじて乗り越えたいと想っている。

主治医から聞いて印象に残っているのは、

「摂食障害はギリギリの所で生きているのであって、

自殺でなくても死亡の確率が高い病だよ。失ったものが

多いと言っているけれど、こうしてギリギリでも生きているのは

凄い事だよ」

と言う言葉である。

確かに、過食嘔吐で何も栄養を取らねば

栄養失調や、その他臓器に異常をきたしてしまう。

そんな中でも、私は自分のこころの揺れを感じつつ

様々な想いに考えを巡らせたいものである。

色んな人がいるように、こころも多種多様である。

自分のこころは如何にしてここに在るのか、

どのような揺れ方をしているのかを把握しつつ、

余り無理のないよう過ごしていきたいものである。





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Last updated  2006.11.08 20:59:49
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