191654 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

凍えたココロ

凍えたココロ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

wwナノww

wwナノww

Calendar

Favorite Blog

【重要なお知らせ】I… 楽天ブログスタッフさん

血痕と脳内嘔吐。 -秋羅-さん
べーぐるまにあ。 158号さん
ラクに生きよう♪ キラキラminamiさん
とりあえず日記 kaxukoさん

Freepage List

Headline News

2006.12.29
XML
カテゴリ:うつ
ふと目を覚ますと、

窓の外は灰色一色であった。

その灰色の風景は寒さを

際立たせていた。

ヒーターを付けると

室温は9度しかなかった。

至近距離で悴んだ手と足先を

温めながら、ゆっくりと

いつもの飲み物を

飲み下した。胃の腑に

温かさが染み渡り、心地良かった。







母に聞いた所に因ると、

昼間はみぞれが降ったらしい。

山の方ではきっと雪が積もったであろう。

だから吹く風がとても冷たく感じるのである。

買い物に出た時、強く冷たい風に身を任せながら

『冬』を身体中で感じた。







これは主治医が良く仰る言葉なのであるが、

『うつ』とはただ、気力を失っていると

言う事だけではなく、『病のプロセス』なのである。

だから、うつと闘うと、うつを敵にまわす事になる。

そして闘いを止めない限り、停戦にはなっても終戦には

ならないから、うつを繰り返す事になり、

平和な日々は訪れないのである。


どうしても病気と言うと、『闘病』と言う言葉が

浮かんでくる。しかし、うつとは

闘うものではなく、次へ移るプロセスといった形で

受け止めて、充分静養する事が大切なのであろう。

闘う事、治療する事にリスクはあるが、養生する事に

リスクはないのである。


こうして静養する事を大切にしながら、

こころを大切に、こころについて考えねば

ならないのであろう。







こころは1人1人にあって、通い合わせるものである。

そしてこころとこころが繋がっている実感がある時・・・

それは、『一緒に困りあっている時』であろう。

困っている時に、解決法を教えてもらったり、

「その気持ち、わかるよ」と言う気の効いた言葉を

言ってもらったりしても、不安は消えないし、

困った気持ちは変わらないであろう。

ただ困りあっている時、その時が最もこころが

繋がっていると言う実感があるのではないであろうか。







私の場合であれば、困った時や哀しい時、

母が傍にいてくれて気持ちを共有してくれていると

とても落ち着いてくる。

幾ら解決策は無くても、気の効いた言葉を聴けなくても、

一緒にいてくれるだけでいい。

こころが繋がっていると言う安心感を覚えるからである。







また、いつも記しているように、

揺れるからこそ、こころなのである。

勿論、揺れている事は余り心地良いものではない。

不安になったり、落ち着かなくなったり、

苦しくなったりする。

でも固定されてしまうと、それ以上の成長を望めないし、

治癒へ向かう事も無いであろう。

だから対人関係の中でこころが揺れる事は

当たり前の事なのであろう。

そしてその揺れ幅があるからこそ

順応したり、危機を逃れる六感が働いたり

するのであろう。







しかし、うつになると私に限った事では無いと想うが、

揺れるのを大変厭なものに感じる。

動揺したくないのである。

常に平らな所で横たわった状態のこころで居たいと

想ってしまう。

でも、過食を始めるか始めまいかと悩んでいる時は

かなり揺れている。

このまま眠ってしまえば、苦しい想いをする事無く

ゆったり眠れる。けれども過食嘔吐をして

何もかも忘れて頭の中を真っ白にしたいと

願う気持ちも大きい。

何か有益なものがあるから、私は過食嘔吐

走るのであろうと感じるが、果たしてそうした所で

楽になれたかどうかは定かではない。

もう必死になっていて訳も分からぬ内に

全てを終えてしまうのであるから・・・。

『摂食障害』『うつ』そして

その他の病気。自らの症状に振り回されっ放しであるが、

私はそれらを受け止めて生きていく道しか残されていない。

でも、時に弱気になる。

心細く、不安になり、私はずっとこのままなのではないかと

恐怖を感じる事もある。

でも、どうしても『太る』と言う事だけは赦せない。

これに関しては、カウンセリングや対話の中で

刺さった棘を捜し当て、その病態を見極めていきたい。

決して棘が原因で病気になった訳ではなく、

棘が刺さるに至った過程が大切なのである。

勿論その棘を抜く事が治療になるのかもしれないが、

下手をするとそこから大出血をする事だって有り得る。

だから、こころを大切に、大事に扱わねばならない。







明日は、祖父の家へ行って餅つきをする。

勿論餅つき機がやってくれるのであるが。

祖父はご飯を食べ終えると眠ってしまうので、

祖母と母、そして私と言う3世代女3人で

熱々のお餅を丸めていく。

これが結構楽しい作業なのである。

会話に花が咲き、祖母の含蓄のある言葉を聴ける。

時に、過去の事や祖父と出逢った時の事など

馴れ初めも聴ける。これはとてもドラマティックで

何度聴いても楽しいのである。

ただ、母の仕事の都合で夜遅くから始める為、

久し振りに祖父の家に泊まることになる。

一番心配なのが、そこで『過食嘔吐』をしないでは

いられない事であろう。

祖母は、過食する私をとても心配してくれる。

でも、どうにかやらないように努力はしてみたい。

不安はあるものの、楽しい時間を過ごせる事を考えると、

明日がとても楽しみである。

無理を避け、ゆったりとした時間を過ごしたい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.12.29 21:03:58
[うつ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X