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2007.01.10
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カテゴリ:摂食障害
夜道はとても閑散としていて

寂しい。

だから私は歌を口ずさむ。

好きなアーティストの曲や、

昔聞いた童謡や、

流行の曲など

様々であるが、誰も人は通らないので

恥ずかしい事はない。







勿論自分に聞こえる程度の

小さな声で口ずさむ。

好きなメロディーを頭の中で

巡らせると、もやもやした気持ちが

晴れ渡るように少しだけ楽しくなる。

夜の冷たい空気が胸に沁みて

すっきりとした心持ちになる。

しかし、これから過食食材

購入しに行くのだと考えると、

沈みゆく自分を感じる。







理由は分からないが、昨日は何故か

過食嘔吐は1度で済んだ。

今まで1日2回必ずやっていたので

自分でも吃驚した。

いつもなら、ブログを書き終わった後、

一旦PCを休止モードにして過食を始める。

しかし昨日は起床時間が遅く、すぐに

病院へ電話をかけたのでシャワーを浴びる暇が無かった。

その為、ブログを書き終わった後、

念入りにシャワーを浴びて、

その後ゆっくり発泡酒を飲みながら

読書をしていた。そうすると、

1回目の過食嘔吐を終える時間を過ぎていた。

なので、やらないで済んだのである。







ただ、「食べたい!食べたい!過食したい!」

という気持ちはあった。

けれども、1回やらないでいられたら、

それだけ身体への負担が減る。

そう言い聞かせて、我慢をして

ゆっくりと紫煙を燻らせた。

そして、一昨日カラオケ店で飲んだ

レッドアイが美味しかった事を想い出し、

トマトジュースに、ビール・・・が無いので発泡酒を

注いで、『なんちゃってレッドアイ』という

カクテルを創って飲んだ。

カリウムやビタミンが豊富なので、

身体にトマトジュースの成分が染み渡る感じが

心地良かった。

兎に角、久し振りに過食嘔吐が1回で済んだと

いう事がとても嬉しかった。








この経験から、

『食べたくなったらシャワーを浴びて時間を潰しても良いな』

と感じた。多分昨日は主治医とも話せて

こころが落ち着いており、私の中の

『顔なし』が暴れなかった事に

起因しているとも言える。

だから今日は昨日のように上手くいくか

なんて分からない。

しかし今日はある方が面白いと仰っていた

本を購入したので、シャワーを浴びた後、

じっくり読んでみるのも良いかも知れない。

でも、「過食したくて堪らない」という

気持ちが生じたら、余り我慢せずにいようと想う。

我慢ばかり重ねていると、後で暴発したように

自分を抑制できなくなるからである。

本当に厄介な病気である。







時に、物凄く虚しくなる。

「私は一体毎日何をやっているのであろう」

と・・・。

しかしこれは病症なのだから

受け容れなければならないことも確かである。

けれども、どこか虚しい。

そして哀しい。胸が苦しく寂しさも増す。

うつ病の症状で、「何もしたくない」

想っているのに、過食に走ると

頭の中が真っ白になって、こころにぽっかり空いた

穴に食べ物を詰め込むようで、

訳の分からない状態になる。

勿論何かを食べなければ生きてはいけない。

分かっているが、何も食べたくない。

けれども過食嘔吐に走ってしまう。

何か食べていないと、

こころがパンクしそうになる。

回数こそ、過去よりは随分減ったものの、

この行為によって私は支えられている。

でも、流されるように過食が始まり、

嘔吐して終わると言う一連の作業が

どこか別の次元で起こっている様な

感じが否めない。

食べているのも私であるし、

排出しているのも私であるが、

少し解離状態にあり、訳の分からないままに

物事が進んでいく。

考えれば考える程、ラビリンスの

奥へと進んで行くような心許なさが

浮き彫りになってゆく。

たった1人ぼっちで・・・。







全ての行為が終わった後、

バシッと頭を打たれたかのように

現実が戻ってくる。

そこには“後悔の念”が蔓延っている。

毎回、「ああ、またやってしまったんだ」

という想いに苛まれ、自分を責めてしまう。

どんなにそれが、自分の為に必要な症状で

あれども、私は哀しくなる。

「こんな状態を抜け出せる日は来るのであろうか」と、

不安ばかりが募るのである。

でも、私はそうする事で生きていられるのだと

考え直し、落ちてしまった気持ちを持ち上げ、

少し前を向けるようになる。

毎日こんな状態で良いのであろうかと

甚だ疑問に想うのであるが、

今はまだ無理に前へ進まなくても

良いであろう。

1日1日を大切に出来ているのならば。







私にとって、1日2回の過食嘔吐が1回に減らせた事は

奇跡のようなものである。

色々な条件が重なって、そういられたのであろう。

1度コツを得たら、それを活かしたいと思うが、

食べ物の誘惑は激しく、無視できない。

そして、無視する事は、自分を窮屈な箱に

閉じ込める意味へと繋がる。

しかし、過食嘔吐を0回に抑えられないまでも、

1回で済ませられた事は、とても嬉しい

出来事であった。それは間違いない。

今日は一体どうなるか分からないが、

気楽に過ごそうと想う。

決して無理をする事無く、

ゆったりとした時間を過ごしたい。





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Last updated  2007.01.10 21:04:16
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