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2007.01.18
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カテゴリ:摂食障害
毎日豆乳や野菜ジュースを

きちんと摂取しているからか、

浮腫みは随分落ち着いた。

少し身体が軽いので、

夜道をてくてくと歩くのも

その道々の寒さも心地良く

感じられる。

頬を撫でていく風も、

高く星が瞬く空も、

気分が良い時はとても

爽快な気分になる。

気付けば歌を口ずさんでいる程に。

多分、毎日きちんとお薬を服用して

たっぷり睡眠が取れているからこそ

この感覚を得られるのであろう。







だから、お薬の服用を忘れると

凄く心地が悪くなる。

焦燥感や苛々、心許なさや離脱症状

等が出現する。

勿論それは摂食障害の症状にも

反映して、過食嘔吐の回数が

増える事もある。







しかし、最近は全てに疲弊している。

何もかもが面倒臭くてしんどいと感じる。

何も食べたくないし、

カクテルを創るのも疲れる。

シャワーを浴びるのも一苦労だし、

大好きなDVDを観るのも億劫である。

でも空腹感だけは襲ってきて、

その度に過食衝動拒食の間で

揺れに揺れる。

『食べるか食べないか』

と言う選択肢しかない。

食べてしまうと止まらなくなるので、

それが面倒だから食べないでいる。

そうして自分を持て余すのである。







このような抑うつ状態になるのは、

カウンセラー曰く、

「栄養が足りていないから」

と言う事らしい。

確かに思い当たる節はある。

インスタントのスープ等で、

勿論栄養素は足りなくても

少しばかり何かを摂取したら

ホッと心が落ち着いている。

ホット豆乳ティーを飲んだ後も、

ゆったりした気分になっている。

しかし飢餓状態が長く続くと、

苛々して落ち込んで情緒不安定になる。

私には『程々に食べる』と言う事が

出来ないので、拒食過食しか

道は無い。

そうして低栄養状態で

痩せていくのに喜びを感じる自分がいて、

それをもう1人の自分が冷めた目で見ている。

過食嘔吐を1日2回やっていた頃よりも

精神状態は少しずつ悪くなっているのかも

知れない。







けれども、回数が減った事は

良い事だと想っている。

本当は朝方の分も止めたいと

想っているのであるが、

多分それは高望みというものであろう。

12年この病気を患っていて、

ほぼ毎日過食嘔吐を欠かしていない

私にとって、“ゼロ”にするのは

困難な事であろう。

だから頑張る事無く、無理をする事無く、

自然に1日1回で済ませられたらと

想っている。







所で、私は毎朝起きていて

TVの星占いを観る。

良い部分だけしか信じないが、

昨日のラッキーアイテムが

『おかめ』であった。

吃驚した。他の星座は普通の

アイテムが紹介されているので

明らかに浮いていた。

しかもその『おかめ』をどうすれば

良いのであろうという疑問も浮かんだ。

星占いを強く信じている人は、

きっとそのラッキーアイテムを

毎日チェックして持ち歩くのであろうが、

『おかめ』は如何なものか。

つい、ピシッとしたOLが

『おかめ』をバッグの中に忍ばせている

所を想像して噴き出してしまった。







閑話休題。

果たして今、私は

こころを大切に出来ているであろうか。

病気を患っているので、今一番

大事なのは、上記に述べた事である。

これは、自分のこころだけでなく、

身近な人のこころも大切にする事も

含まれている。

そしてそのこころを通い合わせる事によって

治癒への道が自ずと開かれてくる。

今は、こころに無理を強いて

“食べたくないこころ”

へと導いている。

でも、達成感は確かにある。

きっとカウンセラーは認めて下さると

想うが、こうなった事で派生した

虚無感や投げやりな気持ち

についてはきちんと

話し合わねばならないであろう。







1回目の過食嘔吐をしなくなった事で

余った時間は少しだけ有意義に使えている。

また、カウンセリングのある日は眠らないで

病院へ向かっていたのであるが、

早目にお薬を服用して眠れば、

ぐっすり眠って頭がすっきりしている中で

カウンセリングを行う事が

出来るであろう。そしてその日は

過食嘔吐をしないで済むかも知れない。

淡い期待を抱きつつ、次のカウンセリングに

備えたい。







こころの中がどんなに澱んでいても、

冷たい風が冬と言う季節を感じさせるし

闇の空でも星は高いところで

何万光年も先から瞬いている。

冬にしか咲かない花もあるし、

周りを見渡せば、たくさん

優しい自然が私を取り巻いている。

それを感じると、嬉しくなるものである。

また、母は最近一緒に困りあってくれる

様になってきた。

過食嘔吐でくたくたの私を

優しく包み込むように抱き締めてくれたり

背中を撫でてくれたりする。

それは、どんな励ましの言葉よりも

涙が出る程嬉しいものである。

母も仕事で疲れているのにと想うと、

凄く感謝の気持ちで一杯になる。







目が覚めたら、母がいた。

私はそれだけで嬉しくなった。

木曜日はいつもより早めに仕事が

終わるのである。

だから、私が見た夢の話をしたり、

一緒に夕方のニュースを観ながら

哀しい事件の多い事を共に嘆く。

それだけでこころが満たされていくのを

感じる。人とこころを通い合わせる事は

本当に大切だと感じる瞬間である。

哀しい事や虚しい事・・・沢山ネガティヴな

要素を抱えているが、

それが人間と言うものかも知れない。

私は、病気を治す為に努力をするしか

道は無い。でもその中で色んな事を学び、

治った頃にはもっとステップアップした

自分になっていたいと感じる。





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Last updated  2007.01.18 21:09:22
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