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カテゴリ:摂食障害
眠れない日が続いていた。
きちんと服薬しても、 寝付けなかったり、苛々したりして 本を読み始めてしまっていた。 どうやらそれは 『PMS』の所為だった様である。 一番体調が悪かったのは ブログをお休みした日で、 この日はずっとお腹が下り、 呼吸が苦しく気分が悪くなり 横たわったまま眠る事もできず 煩悶としていた。 しかし、一旦月経が始まったら 眠れなかった分が襲ってくるように ぐっすりと眠り込んでしまうのである。 そうして眠れる事で 体調は少しずつ戻っていく。 皆様のコメントでのお心遣いが とても嬉しく胸に沁みた。 今もまだ少し呼吸は苦しいが、 眠れる分、本当に楽になった。 ブログを綴った後、昨日は そのままお蒲団に潜り込んだ。 そしてすーっと眠りの世界に 引き込まれていって 4時間ほど眠っていた。 本当はそのまま、 就薬を服用して眠りに就けば良いものを、 PCの起動時に出るエラーが気になって 色々検索していた。 トラブル時のHPで調べると、 解決法があっていたので、 それを参考にしたら、 エラーは出なくなった。 本当にホッとした。 ちょっとでも気掛かりがあると、 こころがざわざわし始めて、 何故か過食に繋がる。 また、今は母も不安定な気持ちでいるらしく それが諸に影響して 私も不安定になっている。 これは主治医に指摘された事である。 考えられるのは、 お互いが『役割』に生きているからであろう と言う事である。 『役割』に生きるという事は、 『人間関係』が殺伐とした 乾いたものになる。 『母だから』とか『子どもだから』とか そういった役割に生きると、 私はまた『良い子』を目指すであろう。 その前に、1人の人間として 母と『温かい人間関係』を保ち 潤った世界を築き上げる事が大切であろう。 そして、この築き上げつつある 世界を信頼する事が希望へと繋がる。 摂食障害という病は、 いつ治るかなんて全く見当も付かないし、 現在の状況や未来に絶望していたら 周囲が真っ暗闇になって 生きていくのに辟易する。 けれども、少しでも希望が持てたなら それが例え細い細い光の筋だったとしても 今の辛苦を耐えようと想えるかも知れない。 今まで、私が甘えたり委ねたり出来なかったのは それがどういう事なのか 分からなかったからであろう。 小さい頃から、何かに付けて 「甘えるんじゃない!」 と大人に言われて 1人で真面目に無理をして頑張って頑張って 苦しい事を乗り越えてきた。 でも、それにも限界がある。 やがて力尽きて、病を患った。 だが、この病こそチャンスであると感じる。 甘えられなかった・・・と言うよりも 自分を委ねられなかったのは、 その方法が分からなかったからである。 病を患った事によって、 母を始め主治医やカウンセラーの力が 必要となり、彼らの力と共に 生きるようになった。 そうして世界が築き上げられて、 それに身を委ねる事が、治癒への 道を歩む事になる。 また、自分を委ねられなかったのは 個人に対してそれをしようとしていたからである と言う事に気付いた。 今まで全く甘えも委ねも知らなかった訳ではない。 大学生の頃、8歳年上の人と お付き合いをしていた時、 やっと頼りになる人が出来たと感じた。 実家を出て一緒に暮らし、 勉強をしながら家事をして 愛を感じながら生きていた。 しかしそれがいつしか『依存』に なったのは、 彼と言う『個人』に身を委ねてしまった からであると気付いた。 人はそれぞれに苦しみを抱え生きている。 なのにその上、人の人生まで抱え込まねば ならなくなったら、逃げ出したくもなるであろう。 私は、間違いを犯していた。 飽く迄も、彼と自分が築いた世界に 身を委ねるべきだったのである。 そしてまた同じ過ちを犯す所であった。 母に身を委ねたら、母は私と言う重みに耐えかね 潰れてしまう。 母は変化があり、私の病を受け止めて 非難しなくなった。 だから、そこに築かれつつある 世界に、そして主治医やカウンセラーと言った 個人個人のラインが繋がった このネットになった世界を信じて 身を委ねるのが最適なのかも知れない。 問題なのは、 『私が変化を恐れている』 と言う事である。 例えポジティヴな変化でも、 やはり生活に波が立つ事に 不安がある。 でも、この変化にこそ希望を持つべきであり 頑なな自分のこころを解すのが大切である。 唯、自分の体型に対する拘りや、 食べ物に関する頑固さは 容易に手放せない。 だからこそ摂食障害と言う病なのであろう。 もっと『自在』なこころを持って 生きていきたいなと 考えるようになった。 またそれも、焦らずゆっくり やっていきたいものである。 睡眠は良い。今私に出来るのは、 睡眠に身を委ねる事である。 これならば、難しく考える事無く 出来るものであろう。 今月は月経不順で1週間ほど遅れたので PMSの症状が酷かった事にも 苦しさの原因がある。 抑うつ状態が余りにも長続きした為、 衝動的にアイスピックを手首に 突き刺そうとしてしまった。 でも涙を流しながら踏み留まった。 自分を傷つけても、今は解決には 繋がらないと想ったし、 折角自傷を止められたのに あの頃に後戻りしてしまう恐怖も 襲ってきたからである。 余裕がなくなる事は、病に影響して 悪化してしまうであろう。 ぼちぼち・・・と言ったスタンスを崩さず ゆったりやっていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.15 21:18:12
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