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2007.06.01
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カテゴリ:摂食障害
眠る事。

これは私にとって

何よりも大切なものである。







この頃、夜中0時になれば

眠気が襲ってくる。

抗わずその眠気に身を任せる。

断眠しないように

眠剤はきちんと服用して

少しひんやりとしたお蒲団に

潜り込む。

断眠しなかった日は、

頭もすっきりして調子が良い。







喉の痛みは随分良くなった。

まだ幾分飲み物を飲んだ時など

違和感はあるが、

刺すような痛みは無くなった。

固い食べ物は避けようと想う。







摂食障害・・・。

この病に、定まった見解は無い。

人それぞれ、症状が異なるからである。

また、環境も異なっている。

だから一概に病を定義つける事は出来ない。

そしてこの病を患っているからと

自分を貶したり罵ったりする事も

止めたいものである。

私にはその癖があるから戒めたい。

主治医が仰るには、



「摂食障害である自分を責めたり貶めたり

 する事は、世界中でこの病を患っている

 何百万人もの人を非難している事に

 繋がっている。」




という事である。

私はいつもこの言葉を想い出す。

しかし、それも考えられないほど

苦しく辛く、哀しく虚しい病である。

だからどうしても自分を責めてしまう。

『どうして過食になる前に我慢が出来ないのか。』

『私は働かず家で過食と嘔吐を繰り返し、唯の穀潰しだ。』etc...


これらの言葉は、

きっと同じ病を患っている人を

知らず知らずの内に

傷つけているかも知れないと

最近気付いた。

だから自分を根っから否定するのは止めたい。

それは決して自分を甘やかす訳ではない。

自分に対する厳しさを忘れず、

その上で自分を癒せるよう

労わらねばならないと感じる。








閑話休題。

気が付けば水無月。

今年に入って私も少しは

変化してきている。

3月には物凄く哀しい出来事があり、

それまで安定していたこころは

一寸した事で大きく揺れるようになった。

過食と嘔吐の回数は増えたが

朝型の生活を送れるようになった。

そして睡眠を大切にしている。

睡眠は、心身の疲れを取る為に

不可欠なものである。

睡眠不足であると、

病を患っている私は

こころが不安定になって

苛々したり、無性に哀しくなったり

虚無感に包まれたりする。

そして過食と嘔吐に走ってしまう。

何もかもこころの所為にしてしまうのは

おかしいかも知れないが、

これが事実なのである。

ゆったりとした気持ちでいられる事。

それを大切にしたいが、

中々難しいものである。

病気であるが故、

私のこころは両極端に揺れ動く。

いつも揺れているので

上に記した“ゆったりと・・・”というのは

時に凄く困難なものに想えてならない。

しかし、“揺れ”があるからこそ治癒の可能性もある。

何も変化が無かったら、

いつまでも病に苦しむままであろう。

時にマイナスへと

吸い込まれていく場合もある。

うつ病を患っているからであろう。

だから私は服薬も治療の一つだと

認識している。

処方通りきちんと服薬すれば

そしてそのお薬が身体に合っていれば

脳も休まるし身体も休まる。

心地良い眠気がやってきて

睡眠不足も避けられる。

お薬で摂食障害は治せない。

これは分かりきっている事であるが、

生きていく上で

『ゆったりゆっくり』過ごす為に

お薬も必要であろう。

きちんと自分を保てる、

治癒に近付いている人には

殆ど必要の無いものかも知れない。

また、きちんと自分の意志を持っている人も。

まだまだ私には睡眠障害もあるので

お薬は必要であるが、

いつかは徐々にお薬の種類を

減らせる事を願って止まない。







生きていくという事。

生きるという事。

この病を患ったから

その意味について考えるようになった。

時に、生を否定したくなる。

毎日同じ事を繰り返して辟易するからである。

しかし、気持ちはいつも同じではなく

変化しているのも感じられる。

きっとこれに、希望を持つべきなのであろう。

前向きに変化する時もあれば、

気持ちが後退する変化もある。

『揺れ』があるのが人生だと想う。

その『揺れ』に引き裂かれそうになるのは

苦しいものであるが、

私は諦めたくない。

きっとこの病が癒されると信じたい。

その為に、自分はどうあるべきか

何をするべきかという事を

考えたいものである。





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Last updated  2007.06.01 21:48:07
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