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カテゴリ:摂食障害
たっぷり眠りたいと
願って 就薬を1包だけ多く飲んで 眠った。 寝つきも良かった。 しかし、 お腹の不調でまた早い時間に 目が覚めてしまった。 まだ眠気が残っていたので もう一眠りしようと想った。 しかし、昨今顕著に現れる 苛立ちが眠りを妨げた。 眠れないと、 やはり食べ始めてしまう。 小さなカップ1杯のお味噌汁で 留めておけば良いのに、 それをきっかけにして 次々に食べてしまうのである。 PMSの症状で 精神的に不安定になっており、 この状態を如何にも出来ない 自分への苛立ちがある。 食べていたら何も考えないし感じなくて済む。 それに救いを求めているのかも 知れない。 無論、過食も嘔吐も苦しい。 全てが終わった後、 「食べ物なんて見たくない。」 という状態になる。 けれども、この 落ち着かなくて、そわそわして 苛々して抑うつ状態になるといった 有様は、意志の力で どうにかなるものではない。 何とか感情をコントロールしようと 試みたのであるが、 『コントロール』する事こそ 無謀であり余計にストレスを 増すのであろう。 それでも 何だか今日は 調子がおかしかった。 楽しい筈のカクテル作りも 毎日やっているからと 何となく作った感じであるし、 飲み物を飲んでいたら いつもは襲ってこない 「食べたい・・・。」 という衝動も常にあった。 唯、朝に過食と嘔吐で味わった 苦しみを想うと 何とか免れる事は出来ていた。 けれども15時頃から 連続して2回、行なってしまった。 今、私のこころに 一体何が起こっているのであろう。 『自分を偽り、自分に嘘をついている。』 という事は、昨日記した。 それに対して罪悪感を覚え 自責の念に駆られている。 嘘は嫌いである。 でも、自分に嘘をつかないと 生きていけない現実がある。 その問題から目を逸らしたいが為に 過食と嘔吐に走る。 この病症によって うやむやな様相を呈している 想いを打ち消そうと しているのであろう。 何が不満だとか、不平だとか そんなはっきりした想いはない。 だが、何となく満たされなくて寂しく哀しい と言った気持ちは内在している。 過食するという行為は、 私のこころに、ぽっかりと 空いている穴を塞ごうという願望の 表れかも知れない。 けれども、こころの空白に 埋めるべきなのは 愛情や温もりだと想う。 食べ物ではない。 異質のものだから、排出する。 これは自分との エンドレスな闘いなのであろう。 間違いだと解っていても 正しい方向へと進めない状態は 凄くもどかしい。 それに加えて 元々私の中にある 強迫観念が病症に拍車をかけている。 “食べなければ・吐かなければ”といった 想いの他にも、 “○○をしなければならない”という 沢山の規則が 私を縛り付けているのを感じる。 もう少し、気楽に生きられたら 少しは病症も和らぐかも知れない。 ちょっと適当に。 少し力を抜いて。 でもやらねばならない大切な事は 全力を出して。 即ち『臨機応変』であるが、 私はこれが一番苦手なのである。 そして益々自分を追い込む事になる。 己を追い込むと病症が酷くなる。 いつまでも悪循環を 繰り返している。 努力する事。 これは、多くの健常者が 摂食障害を罹患している人々に 対して強いるものである。 勿論、努力は大切である。 だが、「どんな時に努力をするか。」 という事が重要である。 症状は人それぞれ違うし、 その時々の想いも違ってくる。 「食べるのを只管我慢する。」 「嘔吐しないよう我慢する。」 と言った努力は 果たして有効であろうか。 病症は千差万別なので それが有効な人もいるかも知れない。 でも私が重要だと想うのは、 「こころを大切にする努力をする。」 というものである。 自分を必要以上に責め苛んだり 傷つけたりしなければ、 少しは平穏に過ごせる。 「こころを大切にする」 とは余りにも抽象的表現であるが、 何となく雰囲気は感じられる。 この言葉には勿論、 自分のこころだけでなく 人のこころも大切にするという意味も 含まれている。 病症が滅茶苦茶に現れていて 余裕がない状態である今の私には、 その努力しか出来ない。 少しずつ、何が出来るか どうすれば病を癒せるか 考えたいものである。 曇天の空。昼でも薄暗い景色。 窓から見つめていると 何となく気分も重くなった。 でも、日々季節は移りゆき 紫陽花も咲き始めている。 入梅しても余り雨は降っていないので 水不足による断水があるのではないかと 心配になる。 また、雨が降らず水不足になると 農家の方々は田植えが出来ないらしい。 常時水田に水がある状態に しなければならないのに、 ダムの取水制限等で それが出来なくなる事態になるのである。 こころにも、潤いは必要である。 雨では潤せなくても、 雨粒を装った紫陽花を見たり 水溜りを打つ雨粒の波紋を 見たりすると何となく落ち着く。 そういった感覚を大切にしつつ 先ずはゆったりした気持ちで 過ごしたいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.17 21:30:36
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