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カテゴリ:摂食障害
また血を吐いた。
段々その量が 多くなっている。 私は元々胃が弱い。 一寸したストレスで キリキリと痛み始めるし 胃薬をちゃんと 服用しなければ 酷い痛みに襲われる。 その上、最近は 過食と嘔吐の回数が増えたり 連続でそれを行なったりする為、 とうとう身体が 悲鳴を上げたのであろう。 夕方、食べている途中 じわりじわりと 胃が痛み始めた。 それでも満腹感を 得られていなかったので 無理矢理食べ続けた。 喉を通って胃に達する その感覚を鈍い痛みと共に 感じていた。 しかし、余りの痛さに限界を感じて 焦って全て排出した。 そして最後に血を吐いた。 一番痛みを感じるのは 噴門の部分である。 だから自分としては “マロリー・ワイス症候群” ではないかと感じている。 これは、 『嘔吐時、お腹の中の圧が上がる事によって 胃の入口、食道の胃に近い部分が裂けて 出血して吐血する』 といった症状である。 または、胃炎が悪化したり 胃潰瘍ができたりしたのではないかとも 感じている。 夕方の出血が酷かったので、 精神科の主治医に電話を掛けて 相談したら、 「これはもう、こころだけじゃなく 身体も悲鳴を上げているんだから、 あなたがどんなに動けないと言っても 胃腸科へ行って内視鏡検査をして、 然るべき処置をしてもらわなきゃいかんよ。」 と仰った。 だから母が休日である明日、 一緒に病院へ行くつもりである。 其処は、10年前・・・高校生の時 (この時は喉が傷ついて吐血したのであるが) 行った事のある病院に決めた。 其処には精神科もあったので それをきっかけに 高校生の頃は通院していた。 この時の主治医は女性の先生で 今の主治医とも面識がある先生である。 10年振りの胃カメラ・・・。 初めて内視鏡検査を受けた時、 そんなに苦しい事はなかったので 余り心配していないが、 麻酔が辛かった。 あの頃はまだ、喉に液体の麻酔薬を 5分程溜めておいて 後で吐き出さねばならなかったのである。 3分を過ぎる頃から 喉が麻痺してきて、 液体を留めておく事が 難しくなる。 飲み込んでしまいそうになる所を 我慢するのが辛かった といった想い出がある。 でも、胃カメラが 胃を通り抜け十二指腸に及ぶのも 「ああ、通っているな」 と感じられるので 余り心地良いものではない。 胃薬を飲んでも 今回ばかりは痛みが取れない。 なのに、発泡酒を飲んでいる。 胃が弱っている時に お酒なんてとんでもないと 解っているのに、 時間が潰れないから飲んでしまう。 ただ、過食の事だけは躊躇っている。 この痛みを堪えて その行為をしたら 傷が広がってしまうであろう。 マロリー・ワイス症候群・・・ 胃の粘膜及び筋肉層に 裂傷があると想像しているので それが酷くなる場合だってある。 解っている。解っているのに 食べたくて仕方ない という気持ちが沸々と 湧いてくるのである。 しかし、食べ始めてしまうと 嘔吐時の出血は免れないであろう。 酷い場合は救急車を呼ばねば ならなくなる。 それ位の推測は出来る。 周りに迷惑をかけない為にも 食べないでいるのが 賢明であろう。 自堕落な生活を送っている 自分への嫌悪感。 頑張る事が出来ない悔しさ。 時間があればあるだけ 過食し、嘔吐する現状。 全てが自業自得なので 自分を責めるしかない。 私が自分自身を苛めるといった 構図である。 それが余計にストレスを 大きくしているのであろう。 明日は胃腸科での検査の後、 主治医との電話診察もある。 検査の結果を伝えねばならない。 取り敢えず、今は今の気持ちを 尊重して行動したい。 紫陽花が雨に打たれていた。 ピンクの強い紫色が美しい。 この季節の植物としては存在感がある。 私は、空白の時間が恐いのかも知れない。 だからお酒を飲んだり、 食べたり吐いたりする等 行動を起こしているのであろう。 何もしないでリラックスする 時間があっても良いのに、 何故か落ち着かない。 これは強迫観念に因るものであろう。 母が教えてくれた 胃痛のツボ・・・ 膝の内側、指3本くらい上にある 少し押しただけで激痛が走る ツボを押しつつ、 この胃痛を耐えるしかない。 人間、何処かが痛み続ける という状態は とても辛いものなのだと 改めて感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.18 21:37:36
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