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凍えたココロ

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2007.09.18
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カテゴリ:摂食障害
夕方になると

やはり毎日

気分が堕ちてくる。

まるで

どろどろとした

粘り気の強い

泥沼の中で

必死に足掻いているような

状態である。







毎日そのような状態なので

昨日もやはり

辛かった。

シャワーを浴びている間中

ずっと泣いていて

外出するのが

とても苦しかった。

抗不安薬や日中薬を

服用して

眠気は強いものの

どうにか、なだらかな

気分になれるよう

自分を鼓舞した。







焼肉屋では

久し振りに家族が

集合して

とても和やかな

雰囲気であった。

妹の彼氏は

基本的に優しい人みたいで

その雰囲気に溶け込んでいた。

だから、緊張もすぐ解けた。

弟は次の日早くから

お仕事がある為

ビールでなくオレンジジュースを

飲んでいた。

母と妹と妹の彼氏と私は

生ビールを、

弟と姪っ子はオレンジジュースを

先ずは頼んで

乾杯した。

姪っ子は、久々に会った

弟の事が凄く気になって

いるようであった。

本当は一緒に遊びたい、

相手にして欲しいと

想っているのに

素直に言えず、

「もうね、私、○○○(弟の名前)なんか

 大っ嫌いなんだから!」


と言い続けていた。

「ママと●●(妹の彼氏)、おかあさんと、

 ねえちゃんは大好き!

 でも○○○は大嫌い!」


と頬を膨らまして

拗ねた顔をしているのである。

でも、美味しいお肉を

食べている時だけは

静かになって味わっていた。

食べるのに飽きると、

姪っ子はまた

同じ言葉を繰り返した。

妹が、弟に

「もう、あんたの事が大好きで構って欲しいんやから

 遊んであげてや。」


と言った所で漸く

弟は姪っ子を呼び寄せ

胡坐を組んだ足の上に乗せて

仲良く遊び始めた。

妹は離婚した後

彼氏は何人も変わっているので

唯一ずっと傍にいた

弟の事が、姪は大好きなのである。

何だか言動は大人の女性みたいに、

想っている事と反対の事を

言ってしまうという所が

何とも愛らしかった。

母も、そんな姪っ子と

弟の様子を見て

にこにことしていたので

私まで嬉しくなった。







姪っ子の次の標的は

私になった。

「ねえちゃん、ねえちゃん、メガネ外してみて。」

というので外すと、

「ねえちゃんはね、メガネが無い方が可愛いよ。

 あ、でも、他の人は分からんけどね。

 けど私は、可愛いと想うよ。」


とまた大人びた言葉を発した。

妹が

「思いっきり上から目線やん!」

と笑いながら言うので

その場に居た皆が大笑いした。

姪っ子は大人に囲まれて

過ごしているので

少しおませさんなのかも知れない。







焼肉屋から出た後、

弟は仕事終わりの彼女を

迎えに行き帰ってしまったので

私達はカラオケへ行く事にした。

其処は、持ち込みOKで

しかも格安なので

吃驚した。

家から自転車で10分位の

所にあるので

元気になって外の世界に

出られるようになったら

また行きたいと想った。







先ずは、姪っ子が唄った。

まだ難しい字は読めないので、

妹がアニメの曲などを

選んでそれを一緒に唄っていた。

だが、途中から

自分1人で唄いたいと

想ったらしく、

「もう、ママ、歌わんといて!」

と膨れた。

中々音楽に合わせて

唄うのが上手くいかない時、

どういうメロディの部分か

教える為に唄ってみたら、

「ねえちゃんも!もう!歌わんといて!」

と私まで怒られた。

でも、その顔もまた可愛い。

私は、安室ちゃんやこっこ、

鬼束ちひろや観月ありさの

歌を唄った。

常に姪っ子を優先して

次に妹が唄って、

妹の彼氏が唄った後に

遠慮しながら私も唄った

のであるが、

私の選曲したものが

長かったからか、

姪っ子は

「ねえちゃんばっかり唄って、ずるーい。」

とまた怒ってしまった。

ごめんねと謝ると

少し怒りは和らいだようである。

そしてまた私の番が来たら

姪っ子が怒り始めた。

しかし、丁度良いタイミングで

頼んだチョコレートパフェが

届いたので、

忽ち満面の笑顔を浮かべ、

幸せそうな顔をして

パフェを一生懸命

食べていた。

すっかりこの場の主役は

姪っ子になっていたが

本当に楽しかった。

一番印象的だったのは、

妹と共にドリカムの

『7月7日、晴れ。』

を唄った事である。

この歌詞は、愛する人に

逢いたい気持ちが広がる

世界であるが、

歌詞を大切に唄っていると

どうしても、妹が

3月に亡くなったKちゃんに

会いたいという気持ちが

溢れているように感じられた。

私も、途中からその気持ちになり

涙声になりそうであった。

会いたくて、会いたくて、でも会えない。

星に願っても、叶わない。

でも叶えたい願いはたった一つで

「会いたい。」

今日、シャワーを浴びながら

想い出して口ずさんでみたら

涙がぼろぼろ流れて

泣き声になり唄えなくなった。

妹は、ずっとずっと

Kちゃんに会いたいと

願っている。

私も会いたいと願う。

叶わないのが、

途轍もなく哀しい。







暴れ回って疲れた姪っ子は

私の母の傍で

眠りに就いた。

因みに母は、

サザンの曲を妹と一緒に

唄ったり

私とカーペンターズを

唄ったりした。

酔いが回っていた母は、

姪っ子が唄う歌にあわせて

のりのりになって

踊っていたが

それもまたキュートであった。

母は酔うといつも

くだを巻いて不機嫌に

なりやすいのであるが、

今回はそんな事なくて

本当に楽しい時間を

過ごせた。

また、母と私の間で

眠った姪っ子の寝顔は

伯母馬鹿、祖母馬鹿かも知れないが

「黙っていると本当、可愛い子やねえ。」

と笑顔で囁きあった。

少し口を開いて

すーすーと寝息を立てる

姪っ子を見ていると

こころが和らいだ。

その時は、全く

「死んでしまいたい。」

という気持ちは

湧いてこなかった。

お腹の底から笑った事、

幸せな時間を過ごせた事は

私にとって宝物となったのである。

また半年後にでも

機会があったら

家族みんなで食事を楽しみ

カラオケにも行きたいと

希望を持てた。







その翌日である今日、

姪っ子を抱っこして走ったり

遊んだりした為か

筋肉痛で少し辛かった。

でも、心地好い疲れがあって

久し振りにたっぷり

眠ることが出来た。

だから、起床して直ぐに

過食と嘔吐

しないで済んだ。

これもまた、嬉しかった。







やっぱり夕方になれば

恒例の抑うつ状態

なってしまったが

こころの中には

妹や姪っ子、母や弟の

笑顔や楽しい会話が

生き続けていて

それはほんのりと柔らかい

光を放っている。

もしもまた頭の中で

「私なんか死んでしまえ。」

という言葉が延々と

リピートし始めたら

昨日の喜びや幸せを

想い出したい。

そうして自分も

なるべく笑顔で居られるよう

努力したいと想った。







指の怪我など厭な事が

重なっていた日々であったが、

それを吹き飛ばしてくれるほどの

楽しい時間を過ごせた。

笑顔で居る事の大切さや

その場の柔らかく楽しい雰囲気を

大好きな人々と共有できる

嬉しさを、決して忘れたくない。

うつ病も摂食障害も

しぶとくこころの中で

蔓延って生きる事を諦めたく

なってしまう事もあるが、

希望だけは捨てないようにして

生きていきたいものである。





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Last updated  2007.09.18 21:23:12
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