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カテゴリ:恋愛
Alexander Cabanel (1823-89)作 1.赤と黒の世界 進化の世界では、寄生者は、宿主なしでは生きられない。 捕食者対獲物の戦いが常に行われる。 協力と攻撃の世界である。 同種のオスとメスの間でも戦いがある。 動物は異性の相手を必要としつつも、 その相手を食い物にするのである。 人間の場合も、例外ではない。 夫と妻との関係はどうか。 お互いが相手に最善を望む点では、協力である。 しかし、なぜ最善を望むのか。お互いを利用するためである。 夫は自分の子供を産ませるために妻を利用し、妻は子を作り、 子育てを手伝わせるために夫を利用する。 結婚とは、協力的事業と相互搾取の境界線を、 絶えず揺れ動いているものなのである。 幸福な結婚とは、相互利益の陰に損失が隠されてしまって、 協力関係が優先している場合である。 不幸な結婚は、そうなっていないだけのことである。 アフリカのサバンナで、チ-タ-に食われないようにしている カモシカは、チ-タ-が攻撃してきた時は、チ-タ-より早く 走ることが大事ではない。 他のカモシカよりも早く走ることが重要である。 2.孤島で男15人と女13人が生活の行方は、どうなった。 1770年、戦艦バウンティ号の9人の反乱者が、 ポリネシア人男6人と女13人と共にピットケアン島に上陸した。 世界に存在すら知られていない島である。 男15人と女13人の共同生活が、18年後どうなっていたか。 貴方ならどうなっていると思いますか。 答えは、このペ-ジの最後にある。 3.ところで、地球上で最も反映している哺乳類は、 人間様ではない。最強のほ乳類は、ネズミである。 彼らはあらゆる環境に対応できる動物である。 恐竜が滅んだ後の我々の祖先でもある。 人間の繁殖している場所で、我々と共に繁殖する。 彼らは、未知の殺人ウィ-ルスや病原菌を持っている可能性が高い。 3の「答え」 18年後島が発見されたとき、女の内10人が生存していた。 男の生存者は一人であった。1人は、自殺、1人は病死。 残りの12人は殺された。 性的競争が引き金となった暴力のなかで、 1人だけが生き残った彼は、キリスト教に改宗し、 この島に一夫一妻制をもたらした。 この島の住民は、現在も、一夫一妻制である。 人間の大脳が発達したのは、ひょっとすると、 女を獲得するためかも・・・。 つづく http://www.blogmura.com/ にほんブログ村ランキング・ランクin! アイデア生活館 http://koyo.tsubomi.net/idea http://koyo.tsubomi.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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