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カテゴリ:恋愛
Adolphe William Bouguereau ( 1825-1905 )作 1.ジェラシ-と不貞 嫉妬しないカップルは、嫉妬するカップルよりも 長続きしない。これは事実である。 レイプの犠牲になった夫達が、妻がレイプ最中に負傷しなかったと知ると もっとショックを受け、心ならずも妻を責めてしまうという事実は、 男が、妻が「求めた」と邪推するようにプログラムされているからである。 一般に「この子は父親に似ている」と言いがちである。 母親の親戚にそのことを話す傾向にある。 このことは、夫の側に妻の不貞を気にする傾向があるからである。 ほとんどの社会では、妻の不貞は違法で、厳しく罰せられてきたが、 夫の不貞は、穏便に扱われてきたのである。 その理由は、夫の裏切りという点では、両者同じであるが、 不貞によって、夫以外の子供を育てるのは、夫側の財産を奪うからである。 夫が不貞を働いて、他に子供を作っても遺伝子投資で失うものはないが、 妻が不貞をすると、夫は自分の子ではない子を育てる危険があるのである。 だから、女の罪のが大きいことになる。 2.人はどのように進化してきたか。 ---幼児化説の紹介--- メスはオスを選ぶのは、生物界の大原則であるが、 人間の場合も、幼児的な身体を持つオスが選ばれていった。 オスが大きな頭を備えていれば、益々メスに選択される。 オスはますます、幼児ぽい身体へと性淘汰されていった。 この未熟な猿こそが、大脳を発達させアフリカ平原の中で 生き抜くことが出来た。 なぜか。彼らの身体が幼いが故に、互いに協力できたからである。 彼らの一人一人が、大人ぽく攻撃的で力が強ければ、集団は分裂し 生存する事が出来なかったにちがいない。 猿の中で最も未熟児であるが故に、他の仲間と協力し、強力な捕食動物から 身を守り、協力して他の草食獣を獲得できたのである。 根拠 A.人間の身体は胎児時のチンパンジ-と同じ体つきをしている。 顎が細く、頭の位置は2足歩行に適するよう正面を向いている。 頭にのみ毛があり、顔つきは凹凸が少ない。 まさに人間の身体つきをしているのだ。 B.実際の遺伝子はチンパンジ-に最も近い。 しかし、チンパンジ-の大人のオスは、人間よりも攻撃的である。 彼らの群では、主導権争いをするので、常に分裂していて、 群の構成員は少ない。居住地は樹木の上である。 C. ところが、猿の仲間でボノボは、メスが主導的役割を果たす。 オスの争いが始まると、メスがセックスをさせて オスをなだめるのである。 セックスが争いの平和的解決手段になっている。 D.メス主導のボノボの世界では、オスは成人しても 母親から離れることができないのである。 まさにマザコンの世界である。 E.人間がチンパンジ-と異なるのは、チンパンジ-は樹木の上で 生活するのであるが、人間は樹木のない草原で生活しなければ ならない。草原には逃げ場がない。ヒョウやライオンと 戦うには、あまりにも弱すぎるが、集団で戦えば力が出せる。 集団を維持するためには、攻撃的な人間がむしろ弊害となる。 協力をするためには、言葉で伝達するため口の器官がより 精密になった。このことは、さらに大脳を発達させたであろう。 F.人間は、メスが攻撃的な大人のオスよりも、 幼児ぽいオスを選択し、その子孫が生き残っていったのである。 3.ポルノ映画を見せた場合の男女の反応 a.男は女よりも興奮する b.男は、カップルのセックスよりも、グル-プセックスに興奮する。 しかし、女は逆である。男の潜在的な乱交願望の現れ。 c.男も女もレズビアンには興奮したが、ホモセックスには興奮しなかった。 d.ポルノ女優に、男女とも興味を示した。 ところで、文字使用以前の社会の調査では、暴力行為が頻繁に 行われていた事が明らかである。 そして、その社会に住む男達の4分の1が他の男に 殺害されていた。 その動機は、圧倒的にセックスである。 資源の獲得のための戦争は大儀名文で、 実際はセックスのためである。 つづく http://www.blogmura.com/ ブログ村ランキング・ランクin! アイデア生活館 http://koyo.tsubomi.net/idea http://koyo.tsubomi.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 11, 2006 07:43:36 AM
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