|
カテゴリ:恋愛
舟遊び The Boating Party Mary Cassatt ( 1845-1926) 1. 150人規模の集団の中で起こる陰謀や衝突を避けるため 大きな脳が必要とされた。他人を出し抜くことやだまされないために 大脳が発達したとするのがダンパ-説である。 言語の決定的利点は、会話において何人かと同時にグル-ミング ができ、他の仕事のために手を空けることができる。 では、一体何の話をするのだろうか。 学生の社会的調査によると、会話の内容はほとんどが 人とその関係の話題である。 つまりゴシップが話題の中心である。 しかし、この会話は5人以上参加することがない ことが確かめられている。 2.言語に代わる行動として「ゲ-ムの理論」が 草食獣と肉食獣の間に展開される。 ガゼルは、ピュ-マをみつけると一目散に逃げるわけではない。 ピョ-ンと50センチ位飛び跳ねるのである。 「何でこんな無駄なことをするの、 さっさと逃げればいいじゃないかと思うのが」 普通である。 実は、この行動には進化上の意味がある。 この飛びはね行為は、こういっているのだ。 「私はこんなにも高く飛び跳ねることができる。 たとえ、私を捕まえようとしても無駄だ。 もっと足の弱った他の動物をねらう事だね」 ピュ-マは、実際にこの跳躍を眺めて、 ガゼルを追うことはないのである。互いが 無駄な労力を使わなくてもすむのである。 この「ゲ-ムの理論」でノ-ベル賞を受賞したジョン・ナッシュに ついては、映画「ビュ-ティフルマインド」で描かれている。 その映画のシ-ンで、仲間3人とクラブで女性4人をナンパする 場面がある。ナッシュは、どのようにナンパすればよいかを 友達に教えている。 後の「ナッシュの均衡論」と言われるもとになった説である。 「とびっきりの女は、ねらうな。他の男もみんなねらっている。 結局は、誰もナンパできなくなり、しかも他の女は、自分以外の 女に目を向けたことで、ランクを落としてきた男を自尊心から 許すことは出来ない。だから、最初から自分にあった女にアタック することだ。そうすれば全員がうまくナンパできるのさ」 時折、ひどいぶ男で、取り柄のないような男が、 いい女と結婚することがある。 いい女は、他の女から男が寄りつかないよう言いくるめられ、 多くの男からは、彼氏がいるだろうと敬遠され、 結局は、押しがなけれは絶対にもてないないだろうと 思われる男が、美人をものにする。 愛嬌のある頭の良い女が、うまい汁を吸うのだが、 しかし、結婚をするとこの愛嬌を忘れてしまう。 愛嬌が消えたら、取り柄のない平凡な女に、 今度は、男が飽きてくる。 互いに、釣った魚にエサを与えないのである。 男の浮気心がうずき出すのもこのころから。 つづく アイデア生活館 http://koyo.tsubomi.net/idea http://koyo.tsubomi.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 27, 2006 06:56:11 AM
コメント(0) | コメントを書く
[恋愛] カテゴリの最新記事
|