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カテゴリ:詰碁
去年中断していた官子譜にあらためて最初から取り組むことにした。
それで少しずつ読み始めたのだが、題5問でハテナ?と思うことがあった。 私が読んでいるのは、平凡社の東洋文庫318の「官子譜1」、呉清源九段解説のもの。 これが題5問の問題図。白先。 そしてこれが解答図。 白1、黒2の交換をしてから白3、5と打つことで、白7に黒はつなぐことができない。 これだけなら何ということもない問題である。 が、しかし、呉清源九段の解説が分からないのである。 呉師いわく「白1は損で、単に白3とツケ、黒6、白7と運ぶ方が得である」。 「白1、黒2の交換がなければやがて白2、黒1となるところで2目の出入り差である」。 しかし、呉師の指摘する手順で打つと、次図のように白3に黒4とつなぐことができるはず。 正解図とこの図とヨセとしてどちらが得か、という観点からみても、正解図を誤りとするには あたらないように思うのだが? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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