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カテゴリ:棋譜(大会等)
静岡開催の第30回世界アマチュア囲碁選手権は、中国の選手が全勝優勝したそうですね。
2位は韓国、3位は香港、4位は台湾で、日本の金沢選手は5位。 金沢選手は、香港のNai San CHAN選手、台湾のKang-Ting YEH選手に敗れて2敗。 7回戦の台湾戦は半目負けで惜しかったですね。 これに勝っていれば、もう少し上位に食い込むチャンスがあったかも。 それにしても、上位4名は皆若い。 中国の選手は27歳、韓国21歳、香港16歳、台湾17歳とのこと。大したものですね。 金沢選手の負けた碁をネットで見ましたが、4回戦の香港戦で見慣れない格好がありました。 (棋譜は世界アマHPに掲載されています。) 白の金沢選手が黒の小目に高くカカリ、黒がケイマに挟んでからの変化。 黒1の手はたまに見かけるものの、白2はあまり見かけたことがありません。 白2ではAにつなぎ、黒Bに白Cという変化が本に載っているのは見たことがあります。 どうなるのかなと思っていたら、白16まで白の厚みと黒の実利のわかれになりました。 白は思い切った中央作戦かと思ったのですが、、、 右上の白のカカリに黒2と挟み、戦いに。 ただ、黒は右下の一団が全部つながって厚くなったのに対し、白は最初に打った下辺の厚みが 攻められそうな壁になってしまいました。 ヘボな私が言うのもおこがましいですが、白はやや不満だったのではないでしょうか。 (結果は、黒の6目半勝ち) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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