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カテゴリ:棋士
NHKクローズアップ現代の故・藤沢秀行名誉棋聖の特集を観た。
高尾九段は、秀行先生が亡くなった後で右手を握った際、先生の右手の人差し指が小指より短 くなっていて、長年いかに囲碁の勉強を続けてこられたのかが分かったと話していた。 人よりも抜きん出て一流といわれるには、やはり並外れた努力が必要なんだと思った。 秀行先生の奥さんのモトさんの話からもそれは窺えた。 病床で筆も握れないほどだったとは思えないほど、最後に書き残した「強烈な努力」の一文字 一文字には、迫力があった。 また高尾九段の淡々とした語りの内には、秀行先生に対する深い想いが込められているように 感じた。 高尾九段はきっともっと強くなってくれるのではないか、そんな気がした。 (スタジオに出演していた武宮九段の話は、武宮九段が伝えたいと思っているであろうことが 聴く側には武宮九段の思いほど伝わらなかったのではないかと思われた。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.09 23:38:21
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