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カテゴリ:棋書
図書館から借りてきた「一刀両断!梶原節」(NEW囲碁クラブ別冊No.2)を読んでいる。
タイトル戦の梶原九段による解説をまとめた本で、5局のうち4局は日本棋院の解説会での解 説が基になっている。 解説会をまとめるなんて、お手軽な企画だなあという気もするが、逆に梶原九段の人気ぶりが うかがえる。 まだ全部読んだわけではないが、「一刀両断」というタイトルの通り、梶原九段の辛口の解説 満載である。時の大三冠趙治勲先生も形なしだ。 ただ辛口といっても、むやみやたらにけなしている訳ではなく、ちゃんと理由あってのことで あり、そこは素人にも分かるように説明してくれている。 梶原用語のテンポよさも加わって、読んでいて楽しい。 「梶原九段のアタタタ人生問答」という記事が解説の間に掲載されていて、巻末には梶原用語 の一覧も掲載されている(意味がすべて説明されているわけではない)。 ファンにはたまらない一冊ではなかろうか。 梶原九段のことを知らない人にとっても、面白いし勉強になる(気がする)本だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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