ばんえい競馬:協賛レースが人気 存続決定、申し込み相次ぐ--帯広 /北海道
1月3日12時1分配信 毎日新聞 帯広市で開催中のばんえい競馬で、個人が好きなレース名をつけられる協賛レースが人気を集めている。レース終了後、優勝騎手や調教師を表彰するほか、レース名が記されたゼッケンを身につけた馬との記念撮影などの特典がある=写真。廃止濃厚から一転、存続が決まったことで、運営する北海道市営競馬組合に協賛の申し込みが相次いでおり、同組合は「遊び心で競馬にかかわってもらえたら」と参加を呼びかけている。 協賛レースは地方競馬の上山競馬場(山形県、03年廃止)で01年、人気回復策として導入されて以来、全国の地方競馬に広まった。ばんえい競馬でも05年12月の帯広開催から取り入れた。指定されたレースで1万円以上の協賛金を支払うと、結婚や誕生日、店の開店などレースの冠名は自由に付けることが出来るほか、場内でアナウンスされ、競馬新聞などにもレース名が紹介される。