カテゴリ:戯言【投資編】
4月は上手く利益分をスライドさせ資産維持は一定の成果を見せましたが問題は5月である「去年の5月」は「新興が上昇しクソ株銘柄が正体不明の上昇をみせた」事が特徴的であり今年も去年と同じ傾向であると言えます、原因は「新興やクソ株」は第一四半期か通年決算で「悪材料払拭」と思わせる様な事を平然と発表する企業IRが多いからだと思われる(爆笑) 季節性インフル用ワクチン、新型への効果期待できず=WHO 米金融・債券市場=下落、予想を上回る米指標や入札懸念が圧迫 NY市場サマリー(1日) 米国株式市場サマリー(1日) 戯言を書いてみる 5月は難しい相場になると見ています、自分の今後3ヶ月間の予測は去年の「ベアースターンズ証券救済」の相場を倣って為替の天井は1$=101円レンジ(参照【戯言】伸るか反るか?)・日経の天井は9,500円(参照【戯言】教訓を生かしてみよう : 【戯言】金融市場の因果関係と見ます。)と見てますが何とも言えません。 気がかりなのが年初から4月まで上昇していた債券市場にて売りが加速し株高に入りやすいという傾向が有る、金先物が思ったより下がらないのも気がかりである「1オンス=880$」を中心に動いている感じである、反面「為替は円安に加速している」が為替については「新型インフルエンザ騒動」の影響で「一時的な基軸通貨回帰現象」が発生していると思う。 原油は久しぶりに「上昇基調」であるWTIが1バレル=53$で為替レートが1$=99円付近のため市場は好感している可能性は高いが原油の指数と株の指数は本当に難しく「地政学リスク」が無く原油が上昇している場合は「株式も上昇」する可能性は高いと思われる。 5月は何とも言えませんが4月の上昇基調から乱高下の激しい下旬の相場と比較してGUの可能性は有るかもしれない、去年も6月の中旬がピークだったためその可能性はあり得るような気がしてなりませんが、個人的に「順張りは苦手」なので「今年に入り一番動かない月」に5月はなると思われます、但し金先物が800$を切るようであれば「一旦利益確定」をして「金ETF」一本に集約しようと思います。 今回の「クライスラー」の連邦破産法11条適用はかなり時間を掛けて実施したと思われる「破産の引き金になったのが一部債権者の合意が得られなかった」という部分しか報道されていないが「CDS清算リスク」の部分がネックで債権者が合意しなかったのでは?と個人的に思えます。 「清算」の面で現在報道はされてませんが何らかの「リスク」要因が発生する可能性があるのでは?と見てます「金先物」の動きを追いながら動向を見極めたいと思います。 気になるのが米国の医療保険を担う生保セクターの動きが気になります、今の所「全く危機が報じられていないのが米国生保業界である」、米国は日本と異なり「国民皆保険」制度では無い国である、つまり「企業が従業員の保険料を支払うか、個人が保険料を支払うシステムである」失業者が増加すれば当然に個人の懐も寒くなるので「医療保険」の面で米国の生保大手は軒並み塗炭の苦しみを追うと思われるが報道されていない「そこが私にとって一番の不安材料である」 「クライスラー」の後遺症は7月頃から顕在化する可能性は有ると思えます「GM」も同じ運命をたどれば後遺症は9月に顕在化するのでは?と思えます。その後遺症は「生保セクター」では?と思う、米国で問題になっているのは損保の「AIG」のみである、しかし生損保は運用して還元するのが旗艦事業のためその他の生損保の危機が報じられていないのは「非常に不気味」である、銀行とクレジット会社は概ね判断が付きそうであるが生保は未知の領域なので今後は米国の生保セクターを監視してみようと思います。 ※5月は2009年の投資運用の山場を迎えるかもしれません「成功」すれば今後一年間の投資運用は安泰で「失敗」すれば苦しい展開を迎えていくかもしれません、5月は取引は少ないと予測されますが取引が発生した場合は「一日だけで現物1000万円」を超える取引金額の日があるかもしれません、5月は基本的に取引無しで持越しをしたいと思っています、持ち越すというのも大切な「資産運用方法」だと個人的に思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[戯言【投資編】] カテゴリの最新記事
|