カテゴリ:戯言【投資編】
10月は「為替と商品」を学ぶ上では最高の月だったと思う「ドル安で原油は大量に生産され、ユーロ高で金が上昇していく」今の市場は完全に原油と金に翻弄されていると言える、原油は商社・石油商に影響を与え、金は半導体に影響を与える。プラチナは自動車に影響を与え、レアメタルは商社・電池セクターに影響を与える、食料・農産物は小売り・食品業に影響を与える、商品市場の高騰化で一番影響があるのは「電力・通信・小売りセクター」は仕入値が高騰化するので壊滅的な株価の動きになる。
不動産市場における2つの2010年問題 平成20年度 不動産証券化の実態調査 世界の景気回復は年内に始まる可能性=IMF専務理事 米国株式市場サマリー(23日) NY市場サマリー(23日) 戯言を書いてみる IMFは「金先物」が高ければ嬉しいでしょうよ!?つまり世界金保有高で米国と肩を並べるわけで「高いうちに売却し途上国へ拠出する」最高のシナリオパターンが出来ている、また金産出国は「南アフリカ周辺国」が多いためそれらの国々も「金を運用して儲けよう」というパターンになりつつあり、個人的に悪い循環がないため良いと思う。 今週末は「円安」が加速しつつある「円安が加速」すれば「輸出・ハイテク勢力」は息を吹き返すため「日経平均株価」は来週は面白い様相を描きそうである。 10月の特徴は「円高とドル安」に異変が起きていること「本来は、円高であれば内需株が上昇し輸出株は低迷する」という定義が崩れているという事である 最大の原因は「化石燃料と鉱物資源の高騰」である、つまり5年前の金価格は600$程度で原油は70$~80$と現在と変わらないが鉱物資源がこれだけ高くなっていると「円高で鉱物が日本で安く買えると言っても5年前の2倍強の価格(食料・農産物の高騰化も激しいため小売り・食品セクターも大苦戦を強いられる)」で仕入れることになる これでは「原料を仕入れてエネルギーを供給する事業者」は大変な思いをしていると言う事が言えると思われる。更に「日本だけがデフレ政策」をしているため「価格を抑えて販売しなければならないため内需株は恐ろしい勢いで打撃を受ける」という事になる。 米CITの問題が再浮上しているのも興味深い、日本は不動産において2010年問題というのが最近囁かれている「2007年の頂点を迎えた不動産証券化のファイナンスの償還期限が2010年に集中する」ということである。 そうするとREIT・新興不動産ファンド・新興デべ・新興の買取り販社は苦境に立たされる可能性が高い「金融相が話題の彼なのでその脅威が更に火にガソリンを注ぐ可能性」もありえる「去年以上の新興不動産の倒産や財閥以外の老舗も大打撃を受ける可能性が高い、銀行グループでは新生・あおぞら銀行あたりも大変な状況に陥る可能性も有る」ノンリコースで組んでるわけで「デフォルト」したら回収はしないという契約のためこれは凄いかもしれませんね。(新生・あおぞらはノンリコース専門銀行のため) 年末はクレジット問題が日本国内で再燃する可能性は高い「日本はゼロ金利で資源保有高も少ない国のため結局はクレジット問題が起きたときには素っ裸で街を歩いている状態なので被害が少ないと言われても大打撃を受ける、アメリカは金利は低いが資源保有高は世界一なので財政出動をしてインフレターゲットに持って行きリスクを回避することが可能である」つまり金融問題が起きると「デフォルト債権を触らなくても、デフレ政策で金利が無く、輸出・輸入依存国のため日本は全く耐性が無い状態」という奇特な国であると個人的に思う。 ※円安になると「任天堂」は良いかもしれないが金曜のローソク足は最悪な形であるのが心配です。不動産セクターは2011年から本格的に弄りましょう(自分が株式市場で生き残っていたならのお話です)その頃はかなりの会社が上場廃止となっていると思われますがね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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