カテゴリ:戯言【投資編】
「地政学リスク」が久々に発生した感じですね?自分でも心の片隅に「今年は地政学上はイスラエルがエジプトと国境を巡り緊張状態になった以外は特に無い」と思っていた程度でした。
確かに原油・金・為替は地政学リスクというのが突然出現する「地政学リスクの恐ろしいのは流れを一気に変えてしまう」という点です。 ドルが上昇、イラン軍のイラク侵入報道で逃避買いも=NY市場 UPDATE1: 中国・香港株式市場・大引け=4日続落、ともに3週間ぶり安値に NY市場サマリー(18日) 米国株式市場サマリー(18日) イスラエル-エジプト緊張で何が発生したのか?「WTIは年初は35$だったのが65$まで一気に回復しその後増進し現在は70$-80$のレンジで原油相場が動いている、金は900$だったのが1100$-1200$と急騰している、為替は90円から一気に100円近くまで上昇したが現在は小康状態である、日経平均株価は遅れて3月から8月まで急騰し、上海・ハンセン指数は2月から5月まで急進状態が継続した」 この国境問題はエジプトと手を組みつつあるのが「イラン」という点が脅威である「イランは石油産油国世界2位の国で米国の金融危機の被害を一切受けておらず(イランは米国から経済制裁を受けていた最中であったがその間に原油精製と平衡してオイルマネーを内需拡大の復興資金に投資し農業政策に転換し国力を強化し人口も21世紀になり海外に渡っていたイラン人の帰国者が多く経済復興の礎に貢献したらしい、その間に金融危機が発生しイランは皮肉にも米国と接触がなかったため被害がないという快挙を成し遂げたと言える)GDP(MER29位・PPP18位)がここ数年で急速に上昇し、世界20位に入る経済大国になってしまっている、中東の覇王のサウジアラビアはGDP(MER24位・PPP21位)なので実質はイランが最強の状態である」という点である。 個人的にはBRICsのIはもし米国とイランが仲が良ければ「Iはインドとイラン」といっても過言でないと思う(日本は親米国なので報道は「米国が敵視している国なのでニュースでは、日本の近隣の例の半島国と大差のない経済力と政治力程度で認識されているが全く異なる国である。現実は中東諸国の覇王になる可能性を秘める驚異的な経済国に成長している国であることを再認識しました、中国は中央アジア投資が生命線なのでイランには温厚外交を重ねて2006年はイランとの貿易総額は日本を抜いている状態である。 ロシアも中央アジア諸国は生命線でありカスピ海を越えた中東の大国イランには平身低頭の態度をとり続けていると思える、中央アジアに政変があればイランを頼る国も多いため中国・ロシアは日本とは扱いが異なる外交展開をして仲良しの状態でいる)がイランという国がG8諸国の中で日本を最も信頼している点も報道されないのが悲しいと思われる。(外務省の貢献度の高さはずば抜けていると言いたい)」 NHKで放映された「沸騰都市それから」では「ドバイが崩壊しトルコ(イスタンブール)も低迷した報道がされたいたが、その崩壊後にドバイとトルコ(イスタンブール)へ経済介入を積極的に展開していたのがイランの企業群である」つまりイランは金融危機の被害を一切受けていないためオイルマネーでドバイ不動産やイスタンブールのアパレルメーカーに資本提供をしている報道である。 これはあまり報道されていないが「米国がイランを敵視するのは最初は枢軸国的な問題であったが現在は中東諸国の二大覇王体制のイスラム帝国の復活(アラブ王朝=サウジアラビア・ペルシャ帝国=イラン)になることを恐れている気配が強いが米国が煽れば煽るほどイスラム諸国が信頼し強くなっている(特にトルコ(現在はEU準加盟国の地位となるが金融危機以降一歩距離を置いている個人的にEUに加盟する可能性は弱いと思われるキリスト・イスラムの玄関国としての地位の方が強いからである・UAEの親密度は経済援助的な面でも強い)」という事実がある 経済成長力で言えば「日本の成長力を遙かに凌ぐ大国になりつつあり今回のドバイショックの件でもアブダビと絡んでいる可能性が最も高い国」と個人的に見ています「UAEとイランは最近急速に親密化している」と言っても過言では無い。今回の「イランがイラクに侵攻した」という報道は「久々の地政学リスク」が出現したと言っても良いと思われる。 昨日のNY市場では「WTI原油もさることながらNYダウではNMEとGSGが急騰した」NMEはニューモントマイニング社であり世界の金山のメジャー企業である、GSGはSPDRゴールドシェア-の米国版である 日本に住んでいる場合「地政学リスク」というのは殆ど無いため「忘れてしまう」がやはり「金・為替・原油」は何が起こるかわからない世界である そうすると比較的地政学リスクが安定している「極東市場」に資金が流れてくる可能性が大きくなると思われる「来週は上海・ハンセン」が急騰してくれば「本当の年末の上昇相場であり中東情勢の地政学リスクの高さ」が形成される可能性が高いと思われる。 ※年末は原油・金・為替が上昇していくと思われるが来週は「上海・ハンセン・日経」に注目である。 特に「日経」は月曜は凄い状態となるかもしれませんね「為替が90.5円なので輸出・商社・鉱業・石油・石炭」は確実に「想定為替」を超えたことになり「東京商品市場」は金曜に比較して1円為替が円安に振れていて現物先物価格は原油が上昇し金も極小で上昇しているが為替が円安のため「急騰」に近い状況となると思われる、イランに強い商社は「トーメンを吸収した豊田通商」である お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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