神様のシャーしん
Suca Suca iMonolith--------------------------------■ソラの、もう半分。■第5章 神様は、電気ギターの夢を見るか?(0017) 神様のシャーしん--------------------------------フラッシュバック! モノリス~出生の秘密? 30年前の不思議な白い部屋… 妄想のドアの入口で、 デジカメがフラッシュバック。 え?またぁ! それから更に…10年リワインド 真っ暗な密室へ、僕は吹き飛ばされます。 神様のシャーしん シャーペンの芯を 横から見れば一本の線だけど、 正面から見ると点に見える。 「2001年宇宙の旅」は、 世界の仕組みを20歳の僕に放り投げました。 映画を観たのは1968年。 大学1年の夏休み、大阪OS劇場の シネラマ方式の大スクリーンで。 「サルがケンカを始めて、空に骨を放り上げると それは果てしない未来の宇宙船へとカタチを変え、 コンピュータのHALがだんだん壊れて、 ボウマン船長は彼方へ一気に旅立ち、 白い部屋に浮かぶ黒いモノリスの向こう側で 赤ん坊が生まれる」 ルール無視の展開。 映写技師がフィルムの順番を間違えたのか? と、僕は本気で心配したのです。 「モノリス(monolith)」という言葉は 本来は普通の英単語で 「一枚(ひとつ)の、石板・石柱」という意味。 でも、この「2001年宇宙の旅」の中で 神秘的な黒い石板として登場以来、 「宇宙の真理への扉」としてのイメージが 定着しているようです。 池田モノリスという僕の「本名」も、もちろん この「2001年宇宙の旅」からのプレゼントです。 人類の何千万年?の進化の歴史も、 視点をちょっと変えれば、 それは、サルが骨を空に放り投げる一瞬の出来事。 何千億個の星がまぶしく浮かぶ無限の宇宙空間も 「ある場所」から見れば、 それはただの一枚の黒い板。 シャーペンの芯を横から見るか前から見るか、 そういうことなのかもしれません。 空があって街があって、自分が生まれて死んでゆく… まるで本当みたいに、目の前に広がる夢も 黒い板に浮かぶ幻なのかもしれない。 でも晴れたら、空は…ほら、こんなにまぶしくて。 世界には、いろんなドアや窓があって 頭の芯がビリビリして、心もこぼれてしまいそうな まるで真夏の午後のような入り口に出くわすこともあります。 で、そのスキマから世界のシッポが ちょこっとはみ出していたり…。 ------------------------------------------------------- 幼年モノリスにゴミ箱に削除されて、 そのまま消滅していれば良かった。 と、少し後悔しています。 だけど、ゴミ箱の中には宇宙なんかなくて、 変なFAXのせいで、四畳半から宇宙の果てまで連れ回されて、 ちょっと疲れ気味。 もう少しでナニカが始まったり、 いや、終わったり…しそうな予感もあるけれど ねぇ、明日の僕は、誰ですか? ブログランキング。それぞれワンクリックで投票&順位確認できます。ファンタジーから、よしっロック!ジャンルに引っ越し。よろしく。もしかして絵本?ジャンル…でも、こちらは苦戦。