揺らぐ地球温暖化理論・・・
昨日の道新に北極大陸の海氷が拡大している記事が出ていました。今まで、地球温暖化の主因は二酸化炭素による温室効果ガスと信じ切り、世界中が地球存亡をかけ“クールアース50”なる壮大な計画の推進に躍起なっていた矢先の発表に、何か狐に摘まれた感じが致しました。実に、(二酸化炭素が)今もなお増え続けている現状にあって、この度の事実が本当だとするならば、まさにこれまでの地球温暖化理論を根底から覆す事になってしまいます。しかも、1800年代の小氷河期からの回復といった自然の準周期変動と言うのですから、さらに驚きでした。この事を知るまでの動態について、よく言えば高い危機管理能力と言えましょうが、京都議定書の批准や今後における環境対策にもおそらく何らかの影響がでることは必至です。だからと言って、限りある資源を守る取り組みはこれからも続けて行かなくてはならないと思いますし、ましてや地球環境への意識が緩んではならないと思います。それにしても、元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏が書いた“不都合な真実”で、自国のアメリカに批判の目を向けた映画が第79回アカデミー賞で“長編ドキュメンタリー映画賞”や“アカデミー歌曲賞”を受賞し、さらに“ノーベル平和賞”まで受賞する事になった事実は一体なんだったのか、いささかの疑問は残りますが、地球が滅亡しないのなら良しとしなくてはなりませんね!