最高裁判官「国民審査」
第45回衆議院選挙もいよいよ終盤戦に差し掛かり、報道各社とも連日その戦況を細かく報道しています。特にここ第5選挙区については、全国的にも大きく注目を浴びていることから、激戦に拍車が掛かる様相を呈しています。したがって、有権者の1票がどの政党や候補者に向けられるのか、国民の思いが明らかにされる本当に大事な1票になると思います。(今日も多くの方が期日前投票に来ていました。)さて、もう一方の国民審判である「最高裁判官」についてですが、毎回、これは大変難しい選択と感じてなりません。選挙公報に掲載されている各裁判官が取り扱った主な事件などを見ても、電車の痴漢行為から和歌山毒入りカレー事件まで様々です。判決の判断として、それが正義を伴い適正だったか否かを審判しようとも、あれだけの情報では非常に無理があるのではないかと思います。最終的に、「裁判官として心がけていること」による9名の裁判官の人格的なところを判断の基準に置く方もきっと多いのではないでしょうか。私は、気になる1人裁判官がいましたが、それだって、完全にNOの理由にならないところも少なからずあります。厳格か、あるいは曖昧か、やっぱり悩んでしまいますよね!皆さんは、どんな観点で審判を下しているのでしょうか。それとも、そんなに不信に思うような裁判官は今回はいなかったでしょうかね。