カテゴリ:チェロキープレゼンス
3カポで“ホテルカリフォルニア”を弾くティナちゃんが可愛い ティナちゃんが愛用する、フランス発のハイエンド・テクニカル志向ギターVigier(ヴィジェ) ギブソンのレスポール、SG、フェンダーのテレキャス、ストラトは誰でも知ってますよね!? 日本国内では、まだまだ認知度が少ないブランドですので紹介します Vigierのフラッグシップモデル、伝説の剣の名を冠した、その名もエクスカリバー Neck Comfort プレイヤーがストレスなく演奏するためには、ネックがとても重要です。ニュアンス、そして最良のサウンドを伝えるためには、ストレスのないネックが必要なのです。ヴィジェのネックは、1本1本、丹念に正確にクラフトマンの手によって仕上げられていきます。そこに妥協はありません。そのフィーリングを感じることができるのはプレイヤーのあなたです。 Wood ネック材には伝統的なヨーロピアン・メイプルを採用しています。優れた強度と美しさを合わせ持ったヴィジェのメイプルは、ヨーロッパの森林で伐採され、長期間自然乾燥されます。また、木材の癖や捻じれがなくなるよう湿度などの管理は、厳しくコントロールされています。 10/90 Neck System ヴィジェだけのオリジナル・ネック、それが10/90ネック・システムです。ネックの質量の約90%がメイプル、そして10%が硬質でありながら柔軟性に富んだカーボンを使用しています。メイプル材でカーボンを挟み込んだこの10/90ネック・システムは、温度や湿度などの変化にとても優れた耐久性を誇ります。まさにライブ・ステージは、温度や湿度が特に変化する環境だということを理解してください。さらに、ヴィジェは、伝統的なトラスロッド・システムが最良だとは考えていません。トラスロッドはネック材の中に穴を開けることで、木材の強度を無くし耐久性を下げてしまうデメリットを生み出します。10/90ネック・システムは、ソリッドな構造でネック自体の密度を失わせることなく、強度と優れたサスティーンを併せ持ち、さらにはチューニングの安定性にも貢献します。トラスロッドが無いことに不安を抱くプレイヤーもいるかもしれませんが、ヴィジェは20年以上も前からこのシステムを採用し、数多くのプレイヤーから賞賛を得ています。 Finish Excalibur , Expert , Excessシリーズのネックには、マット・バーニッシュ・フィニッシュを採用しています。このフィニッシュは、汗などから木材を保護し耐久性をアップさせます。また、自然なフィーリングでプレイヤーにストレスを感じさせません。 Imetal fretless fingerboard ヴィジェは、このアイメタル・フレットレス・フィンガーボードを開発しました。エボニー材などよりも硬質な金属でできたフィンガーボードは、長年に渡って安定したロング・サスティーンとリッチなトーンを提供することが可能です。フレットレスならではの個性的なサウンドをお楽しみいただけます。 Flexretainer ノンロッキング・トレモロが付いたギターの弱点は、チューニングの不安定さにあります。このチューニングの不安定さは、ストリング・リテイナーのスムースさが足りないことが原因の1つです。ヴィジェは、この問題を解決するために新しいストリング・リテイナー“フレックス・リテイナーを開発しました。このフレックス・リテイナーは、振り子時計のように前後に動き、弦との摩擦を低減する構造です。とてもシンプルですが、その効果は絶大です。 Zero fret ヴィジェは、全てのモデルにゼロフレットを採用しています。このゼロフレットは、他のフレットより僅かに高く調整してあり、開放弦でのビリつきを無くし、さらに安定したサウンド・バランスに貢献します。また、ゼロフレットは、弦高のキープやチューニングの安定感にも繋がります。 Teflon guide ブラック・カラーのテフロン・ナットは、チューニングの安定感を高める優れたナットです。弦の滑りがとても良く摩擦を抑えることができます。特にトレモロ・アームの使用時など、ナットでの弦のスムースな動きは、このテフロン・ナットならではの特性を発揮します。 Fingerboard and frets ネックと同様にフィンガーボードもプレイヤーにとってとても重要な部分です。フィンガーボードは、100分の1mmの単位で調整されています。Arpege, Passion, G.V.Wood そしてMarilynモデルには、フェノウッド・フィンガーボードを採用しています。フェノウッドは、硬質で優れた耐久性を誇り、弦からの摩耗に強く、さらにタイトなサウンドと素早いレスポンスが特徴です。Excess , Expert , Excaliburモデルでは、プレイヤーの好みに合わせてメイプルまたはローズ・フィンガーボードの選択が可能になっています。 Body Comfort デザインが優先されプレイアビリティが置き去りにされているギターが多いなか、ヴィジェのボディ・デザインは、第一にプレイヤーがストレスなく演奏できるデザインを心がけています。プレイヤーの身体の一部になるようなギターが理想です。個性的なデザインやボディに加工されたコンターカットなど、それぞれに大きな意味があります。また、重量も大切な要素で、ヴィジェのギター達は約3kg~3.7kgの軽量な重量を目標に製作されています。ライブでのアクションやパフォーマンスにはとても重要なことだと多くのプレイヤーは納得すると思います。 Wood 使用するウッド・マテリアルは、ヨーロッパの豊かな森林が育んだメイプルやアルダー、アッシュを使用しています。モデルによってはこれらの選択が可能です。自然乾燥させた木材から、さらに厳選した材のみを採用しています。ボディは全てセンター2ピースを採用しています。コストなどの追及のために3ピースや4ピースなどの材は決して使用しません。 Finish 高品質な楽器かどうかは、塗装を見れば一目瞭然です。これらの楽器に共通して言えるのは透き通るような薄い塗膜を持っていることです。ヴィジェの塗装は熟練のクラフトマンの技によって、丹念に薄く時間をかけてニスの塗膜を重ねていきます。これはとても重要で、ボディの鳴りを殺さないためです。その後、約1か月の期間を開けてサンディング、ポリッシングの工程へ移します。ヴィジェの塗装技術は最高水準にあると自負をしています。これは、最高水準の技術です。 ストラップピンにも工夫がされており、金属のアンカーをボディに埋め込むことにより、ネジ抜けを防ぎます。 Tremolo トレモロ・ユニットを駆使したプレイは、ギタリストの表現力を高める重要なサウンドの一部ですが、反面、チューニングの不安定さといった問題点も抱えています。このことは昔から多くのプレイヤーを悩ませてきました。この問題点の多くの原因は、摩擦などの抵抗によってトレモロ・ユニットが元の位置まで戻らないことに起因しています。特にトレモロの支点部分の摩擦が大きな問題でした。ヴィジェは、支点部分にナイフエッジを使用せず、オリジナルのボールベアリングを採用しています。このボールベアリングは、1分間に1万回、回転することができます。とてもスムースで、優れた耐久性も併せ持った自慢のオリジナル・トレモロ・ユニットです。 Vigier2011 and 2017 tremolos ボールベアリングを装備した2011&2017ノン・ロッキング・トレモロは、Excalibur Supra, Special, Shawn Lane,Indus, Ultra , Kaos そして Expertに装備されています。さらに、今まで紹介してきたチューニング・ディフェンスを高めるヴィジェならではの装備、フレックス・リテイナー、テフロン・ナット、ゼロフレット、そしてロッキング・チューナーを組み合わせることで、素晴らしく安定したチューニングのキープをプレイヤーに与えます。そして、このトレモロ・ユニットのもう1つの重要なポイントはサドルです。ローラーを装備したローラー・サドルで、弦の摩擦を抑えスムースな動きを実現します。さらに、一旦イントネーションを合わせてしまえば、その場所にサドルをロックさせることが可能です。 Vigier Floyd Rose licensed tremolo ヴィジェ・フロイドローズ・ライセンスド・トレモロは、Excalibur Original , CustomそしてBfootにマウントされています。大胆なアーミング・プレイが可能なフロイドローズ・トレモロの性能を、ヴィジェが採用するゼロフレット・システムによって、さらに安定したチューニング・ディフェンスを実現させます。サドルは、フィンガーボードのアールに合わせて、正確にアジャストさせていますので、プレイアビリティも万全です。また、弦交換や調整に必要なレンチ・セットは、ヘッドストックの裏側にセットされています。 Bridges Excalibur Surfreterにマウントされているノントレモロ・ブリッジは、4本のネジでボディへ止められ、弦振動を逃がしません。また、弦がボディの中を貫通するスルーボディ・ローディング構造です。 Marilynモデルのブリッジは、テールピースとブリッジが一体となったブリッジを採用することで、個性的なボディ・デザインにフィットさせています。G.V.シリーズにマウントされているブリッジ・システムは、T-O-Mを現代的に進化させた、ヴィジェのオリジナル・ユニットです。ロック機能を持っていますので、優れた安定感とロング・サスティーンを特徴にしています。 Machine Heads 2011&2017ノン・ロッキング・トレモロをマウントしたギターのマシンヘッドには、弦をロックすることができるロッキング・マシンヘッドを採用しています。このことで、より安定したチューニングのキープが可能です。また、このヴィジェ・オリジナルのロッキング・マシンヘッドは、ロング・サスティーンを獲得させるために、オーバーサイズにデザインされていています。 Electronic 1983年、ヴィジェはギター・メーカーとしては、いち早くマイクロコンピュータを導入し、優れたエレクトロニクスを開発しました。現在は、モデルにより、パッシブとアクティブ・サーキットのモデルをラインナップしています。 Pickups ヴィジェのスタンダードなハムバッカー・ピックアップを良く見てください。調整ネジが6弦側に1本、1弦側に2本あることにお気づきになることだと思います。このことによって、弦との距離間、角度、傾きをより、緻密に調整できるようにしてあります。 モデルにより搭載されるPUは変わりますが、どのPUを搭載してもVigierらしさが出るのは、このギターの完成度の高さを証明しています。 エクスカリバー・カスタムはSeymour Duncan製のピックアップのH-S-HまたはS-S-Hのレイアウトを持ち、コントロールは5wayセレクターに1トーン、ミニスイッチでフロント/リアのコイルタップが可能になっています。センターは逆巻きで、タップ時のハーフトーンでもノイズを抑えられ、セレクターの3番は良くあるセンター単体でなく、フロント&リアのハーフトーンになっています。 そしてやはりVigierと言えば、フレットレスギター!! Vigierのフレットレスギターは指板に合金を使った仕様で、通常のものよりは長めのサスティーンを得られます ただ、絶対音感があるギタリストには良いものですが、フレットレスですので当然フレットがなく、フレットの目安になる線も入っていないのでピッチをとるのが大変で、コードを押さえるにもコツがあります Vigierといったらこのギタリスト Thomas Bressel 動画はありませんが、良かったら聴いてね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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