サイコーの一日
日記タイトルの「サイコーの一日」は妻と一緒に里帰り中の4歳の長男の発言です。昼間は義父に近所の航空公園に連れて行ってもらい散々楽しい思いをした上に飛行機のおもちゃまで買ってもらい、妻の実家に戻ってきるとなんと、欲しいと思っていたけれどもっと欲しいおもちゃ(マージフォン)があったので我慢をしていた変身音叉 音角があったのでした。おもちゃは出産祝いを持ってきてくれた長男と同じ年の孫が居るという妻の実家のご近所さんが長男にもということで持って来てくれたそうです。そして、普段はなかなか買ってもらえないおもちゃを一日に二つもゲットしてしまった長男の口から「今日は、サイコーの一日」という言葉が出たとか。あんなに騒いだ割には妻の実家で楽しくやっているようです。なんとなく疎外感を感じる父です。=====さて、父はといえば、それなりに充実はしていましたがサイコーには程遠く、保育園民間委託関連&飲み会で大忙し。民間委託関連では、最高というより再考の一日だったと言えます。午前中は自治体の民間委託説明会に出席。民間委託該当園の父母だけでなく、広く状況を説明するという場でした。午後は午後で長男の通う保育園での個別協議会。「せっかくの独身生活なのに こんなことしてちゃだめでしょ?」と、民間委託関連の役員のお父さん方に言われてしまいました。さて、せっかくの独身生活なら皆さんはどう過ごされていたのでしょう?しかしまぁ、民間委託説明会に出て思ったのですが、自治体側は1年前と言っていること代わりません。相変わらず、・うちの偉い人がやれと言っているので民間委託します。・うちの偉い人は周りの自治体もやっていて流行なので 横並びで民間委託をしたいようです。・とりあえず、交通の便が良くて 業者に喜んでもらえそうな保育園を実験的に民間委託してみます。としか聞こえません。ビジョンがありません。まぁ、公立園が最善の選択だとは思っていないので結論には異議を挟みません。でも、後付でもいいのでもうちょっとまともな理由を思いつけないのでしょうか。変わりに考えると、おそらく、財政面での課題が大きいのでしょう。福祉は、受ける側の発言力(政治力)がそれほど強くないので削りやすい財源ですし。#まぁ、そこに対しても 「保育は公立でまかなうべし」という主張も あるにはあるのですが、 公であるが故の硬直性を、 自治体との討議で嫌になるほど目にしているので 僕の中で、公立でなくてはいけないという選択肢はありません。さて、財務が課題として一般に企業が財務を改善しようとしたらとる方法は二つ。収入を増やすか支出を減らすか。今の自治体側の主張は支出の削減しかありません。なぜもう一つの収入を増やすことを検討しないのでしょう。(支出の削減も、アウトソースする前に 現状を見直すことで対応出来ることがたくさんあると思いますが)我が家程度の収入ですら(というか、妻だけの収入でも)保育料徴収基準額(4歳児:月額)は最高額の18,000円。一方、我が家から最も近い私立幼稚園の月額保育料は25,000円。保育園では追加料金無しに最長で11時間をお昼+おやつの二食付きで観てくれますが、(延長保育は追加料金)幼稚園では一日の保育時間は半分以下の4時間半。しかも、お弁当は親が用意することになっています。保育園に通わせる親から、特に我が家よりももっと高所得世帯からは段階的にもっともっと取り立てても罰は当たらないでしょう。例えば、足立区は2005年度から保育料を値上げしています。渋谷区も保育料の段階を大幅に見直しています。説明会の場で「うちの自治体もそういうこと考えないの?」と聞いてみました。「現在は考えていないが、 削減だけでは成り立たなくなったときには増額もありうる」そうです。それ以上、自治体側の返事を追求する前に「お金を払わないとサービスが受けられないのは困る」と、どこかのお母さんに後ろから刺されました。打てる手はどんどん打っていかないと赤字財政のしわ寄せが来るのは自分の子供達だと言うことをわかっているのでしょうか?こういう人たちを納得させるためにも(論理では納得しない人のような気もしますが)自治体にはしっかりとオプションを出してもらいたいものです。独力でだめなら手伝いますよー。お金はもらいますが(w