[統計]の記事一覧 | 父さんの育休　RELOADED

交通事故死

メールチェックがてらブラウザを開くとYahooのニュースで好燃費車を公表というものがありました。国交省でも警察庁でもいいけど交通事故死の少ない車も発表してください。運転手の死傷が少ない車、運転手以外の死傷が少ない車。事故の情報として粒は集めているはずですよね。そして、そのときには、交通事故死の定義も見直してください。そもそも、日本の交通事故死は事故発生から２４時間以内しか統計としていないのでおかしいです。僕の祖父は交通事故が原因で亡くなりましたが２４時間以上経った後に親族がそろった上で人工呼吸器を止めたので統計上は交通事故死にカウントされていません。医療技術が進んでいるので無反応状態でもよければ２４時間程度の延命は比較的簡単にできます。いろいろ調べたところ、交通事故死者の定義のグローバルスタンダードは事故発生から30日以内に亡くなった人を指すようです。ここで書いても意味は無いかもしれませんが。

第３回２１世紀成年者縦断調査

取り急ぎ、メモ。いろいろ、面白い読み取り方のできるデータなのですが、いかんせん、まとめ方が難解です。この調査結果を元にしてこれからの少子化対策政策が決定されるはずなのですがぱっと見では、何を言っているのかよくわかりません。解説を読まずにデータだけを眺めていると結構楽しいのですが。

平成１６年社会福祉施設等調査結果の概況

日経新聞の記事になっていました。今日のホテルは日経新聞を配達してくれます。で、ウェブで拾えるのはこんな感じ。===========＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝認可保育所、児童数が定員３％上回る・厚労省調査　全国で認可保育所に入所している児童数（昨年10月時点）は過去最高の約209万人となり、4年連続で総定員数を上回ったことが13日、厚生労働省の調査でわかった。入所児童数を総定員数で割った「在所率」も過去最高の103％。働く女性の増加で保育所需要が増える一方、施設の整備が追いつかない実態を浮き彫りにしている。　一方、民営保育所の児童数は公営保育所の児童数を2年連続で上回り、都市部を中心に延長保育など柔軟なサービスを行う民営保育所の人気が高いことも示した。===========＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝元ネタは平成１６年社会福祉施設等調査結果の概況の模様。紙面だともう少し詳しくデータの解説が書かれているのですがこの解説がいけていません。全般に保育園の民営万歳な記事になっています。・民営保育所の児童数は公営保育所の児童数を二年連続で上回り、（中略）民営保育所の人気が高いことも示した。　⇒うちの長男の通う保育園のように民営化が進んでいるだけでしょ？・在園率は公営９５．４％で民営１１１．５％（だから、民営が人気という文調）　⇒公営保育園って、子供がほとんど居ないようなところにもあるから在園率が低くなるのは当たり前。　民営保育園はそれなりに利益の出るところに置くから在園率が高いのは当たり前。　というか、民営保育園は平均しても１割定員オーバーしているということは　保育の質にかなり影響があるのでは？保育事業者の広告は見つからなかったのですが。

手取額が半分に？

主田兼夫さんの日記で増税時代は、家事分担で共働きして準備しよう！と書かれていたので、税金と社会保障を合計した国民負担率について書いてみます。．．．と思ったのですが、ちょっとGoogleで検索してみると価値辞典による解説をごらん頂いたほうがわかりやすそうなのでリンク先をご覧ください。日本国民として知っておくべき数値です。要するに、このままの国家財政が続いた場合、15～20年後には仮に給与の額面は同じだとしても、手取り額が半分になってしまいます。・将来の増税・社会保険料負担増・国の借金増の3つがその原因です。さて、ではどうしましょう？政治家になって国家財政のあり方から正していきましょうか？この国に見切りをつけて、国民負担率の低い国に引っ越しましょうか？．．．現実的なのは、価値辞典でも書かれている個人個人が自立していく道、つまり、「働けるうちに人に頼らず自分でお金をためる」ことでしょう。幸いなことに、今のところは預金には税金はかかりません。（利息には税金がかかりますが）「国をあてにするな」「自己責任」「自立」というよく聞くキーワードにもそれなりの意味はあります。やっぱり、君には働き続けてもらわなきゃ。これも読んでるでしょ、奥さん。

第３回２１世紀出生児縦断調査

年末をあわただしく過ごしている間に、12月22日に第３回２１世紀出生児縦断調査結果の概況が発表されました。この調査では、全国の２００１年に出生した子を対象として少子化対策の基礎資料とするために子供や子育て環境を調査しており、読み込むとなかなか楽しいものです。ちなみに、今回の調査結果は２歳半の子供とその家庭の様子がわかるものです。参考⇒毎日新聞記事=====母の就業状況をみると、子供が独りしか居ない場合、出産をきっかけに仕事をやめても２歳半までに復職する母親が約半数。そんなにいるんですね。復職できるような社会環境・職場環境は大事ですね。ここにビジネスチャンスもあるような気がします。=====就寝時間・起床時間、昼寝をみると、午後9時台に寝て、午前7時代に起きるのが平均的なようです。我が家は9時半～10時半くらいが眠りにつく時間で起きるのは7時ごろなので、ほぼ平均でしょうか？だいぶ遅めの生活時間ではないかと罪悪感を感じていたのですがいまどきの子供はだいぶ夜型ですね。11時以降に眠る子も１割以上いますし。=====父の休日、育児の状況をみると、いまどきのお父さんは、かなり子育て頑張っています。それにわずかではありますが、父親が休日を「家族と一緒に過ごすことが多い」家庭ほど子育てに関する悩みは少ないようです。子育てはみんなでするものですから、奥様任せにせず、世間のお父さん、もうちょっとがんばりましょー！しかし．．．大金掛けてやっている調査だと思うのですが父親の育児分担状況調査での　　「いつもする」　　「ときどきする」　　「ほとんどしない」　　「まったくしない」のこの選択肢は何とかならないものでしょうか。=====最後に、子育て感をみると、（保育形態に保育士等を含む組み合わせ／一人で保育している）保育園に預けても「仕事や家事が十分できない(27.9%／16.0%）」し、「子育ての出費はかさむ（32.8%／23.0%）」けれども、保育園に預けないと「自分の自由な時間が持てない（51.4%／61.7%）」したまに預けたいと思っても、「子供を一時的に預けたいときに預け先が無い（6.4%／17.2%）」つまり、出費を抑えつつ、保育園での一時保育など、誰もが子供を預けられる環境を整えていき、仕事のフォローは難しいでしょうが、家政婦サービスなど家事をフォローできる仕組みを整えていく。それができればいいのでしょう。どこで見たか忘れましたが、専業主婦家庭のほうが共働き家庭よりも子供の数が少ないという統計結果がありました。保育園などの共働き家庭を中心とした支援も確かに十分とはいえませんが、それ以上に、専業主婦家庭向けの支援が不十分だと思います。そう考えると、子ども・子育て応援プランはどこかピント外れでありませんか？それにしても、郵送調査なのに回収率91.3%というのは素晴らしい。さすがお役所。

AERA　2005年1月3-10日合併増大号

「今週のAERA面白かったよー」と会社からAERAを持ち帰ってきた妻。確かに『結婚特集』は面白かったです。まぁ、InfoplantでしかもWebリサーチですし、設問もプロがやったものとは思えずかなり偏ったアンケートで注意が必要ですが読み物としては面白い結果です。男性の意見だけいくつかとってくると、、、・年収が上の女性と結婚できる？　　　⇒いくら上でもできる（8割）・主婦は許容できる？　　　⇒望むかたち、可能ならいい（6割）・育児休業に抵抗はある？　　　⇒抵抗無く取れる（4割）といいつつも、・相手の年収の理想は？　　　⇒400万未満（6割）だそうです。AERAの記事では上三つの建前的な答えについては触れているもののそう入っても、女性の年収は低いほうがいいという男性の本音が削られているようです。しかし．．．・育児休業に抵抗はある？（母数600）　　　⇒あるので取らない（97名）　　　⇒あるが仕方なく取る（125名）　　　⇒抵抗無く取れる（245名）　　　⇒取りたいが取れない（118名）　　　⇒その他（15名）抵抗があるかどうかを聞いているのに選択肢で取得希望まで入っているのはプロのアンケートとは思えません。本当に育児休業に抵抗の無い人が4割もいるならぜひ、育児休業とってください。ちなみに、多くの方が誤解されているようですがAERAのコピーは編集長が頑張って作っているそうです。今週のコピーは「21世紀も、毎週、会えら。」でした。所詮、アエラ．．．でも、読み物としては面白かったので良いでしょう。