カテゴリ:日常生活から
7月23日に発表された経済財政白書は第2章で高齢者の就労と現役世代の休暇が景気回復に有効としています。
それだけ聞くともっともなお話なのですが、我が家の来年の家計では、これを裏切るような予想も出だしています。 無職浪人の愚息は来年20歳となり、国民年金の納付が義務付けられることとなります。 我が家では彼の国民年金を支払う予定としています。 なぜなら20歳以上で国民年金を納付しなかった人が心身障害者になった場合、障害年金が支給されないとする、最高裁判決が確定しているからです。 1980年代まで専門学校、短大、大学生は国民年金の支払い免除の特例があったので障害年金が支給されたのですが、現在では地方自治体の助成を受けられるだけです。 国民年金保険料は月額1万円程度、25歳まで延納することが可能ですが、その場合は1割以上保険料が割り増しされるそうです。 大学生の最も時給の高い仕事は家庭教師です。既に理系学部へ進学した愚息の友人は、家庭教師センターで3人の小中学生を見て月額1~3万円稼いでいるそうです。 親の世代である私の大学生時代には、月額2~3万稼ぐ人が多かったので、アルバイトもデフレの影響を受けていると言えそうです。 つまり 国民年金保険料はそれ相当の重みのある負担といえます。 さるセミナーで講師の方が「最近の大学生は卒業旅行は国内の温泉が主流」とお話されていました。大学4年間の国民保険料約50万円を既に払っていたらその程度しか残らず、これから支払うとしたらその程度しか払う気にならない。4~5万円の温泉旅行は意見の一致する価格のように私には思われます。 これら我が家が感じたり、家計予算化したことは、既に40代の専門家たちが検証して指摘されています。 愚息が国民保険料を親に支払わねばならない負債と考えるのかどうかはまた別の話になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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