カテゴリ:日常生活から
今年は既に2人の女優さんが国際映画祭で主演女優賞に輝きました。
「キャタピラー」で 寺島しのぶさんがベルリン国際映画祭で受賞 「悪人」で 深津絵里さんがモントリオール国際映画祭で受賞 ベルリン国際映画祭での受賞は田中絹代さん以来 モントリオール国際映画祭での受賞は田中佑子さん以来です。 だいたい30年くらいの周期で一つ受賞していたものを一年で2つというのは、受賞集中の異常年だと我が家では話題になりました。 また今年のヒロイン映画の特徴として、内容の暗さが挙げられそうです。 「キャタピラー」は傷痍軍人とその妻の共依存関係を描き 「悪人」は殺人犯と行きずりの女性の逃避行を描き 「告白」は娘を殺されてその復讐を誓う母親と犯人を描く なんだか1930年代のフランス映画のような真っ暗さだな、と私は考えてしまいました。 フランス映画の1930年代で最も暗いのは1939年かなと私は考えています。 この年は「望郷」と「ゲームの規則」が封切られてましたが、2作とも専門家から高く評価されています。すぐにナチスドイツ軍にパリは陥落されてしまうので理由のある暗さだったようです。 私はつい悲観的に考えてしまうのですが、愚息は「ミネルヴァのふくろうは夜が明ける前に鳴く」ので変化の前兆だと考えているそうです。 親子で見るならチャンバラの「13人の刺客」がベストですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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