カテゴリ:日常生活から
映画「炎上」は三島由紀夫の小説「金閣寺」を元にした市川昆監督、市川雷蔵主演の白黒映画です。
登場人物の障害が悪し様に罵られる場面があるため、なかなか見ることが出来ない映画です。私は専門チャンネルで視聴する機会を得ました。 私が初めて見て驚いたのは、駐留米兵の観光から始まった京都観光ブームのもたらした経済の恩恵が時代背景として描かれていることです。 ろくに参観する人の居ない戦争中の窮乏から急速に寺の経営が豊かになったことが住職と学僧の葛藤のきっかけとなります。 私は観光立国のスローガンに疑問を感じていましたが、それは間違っていたようです。 観光の振興が与える影響の裾野はかなり広く、夜の接客業にまで及ぶもののようです。 中国観光客の受け入れを進めることは、時期としても適当なようです。 こちらも中国の現代史に疎いのですが、彼らもろくに日本のことを知らないようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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