カテゴリ:日常生活から
今月に入って永田洋子死刑囚が脳萎縮で亡くなりました。
彼女は死刑判決を受けてから控訴を繰り返し、その間に運動機能がどんどん落ちて行ったそうです。 脳腫瘍の診断を受けて腫瘍摘出手術を受けましたが今度は水頭症となりました。 脳圧を下げる水抜きの手術を受けましたが脳は既に萎縮しており、晩年は発語と運動の出来ない寝たきりの状態でした。 私が永田死刑囚の様子を知ったのは浅間山荘事件で逮捕・連行される時の映像でした。 20代の女性なのに、足を引きずりふらふらと歩く様子に違和感を感じました。 その後の彼女の健康状態の悪化を聞いても意外に感じませんでした。 夫は永田死刑囚の経過から、彼女は大脳辺縁系に腫瘍が出来たのだと推理しています。 ここに脳腫瘍が出来るといくら大きくなっても死ぬ事はないが、激しい頭痛や記憶障害、身体機能の低下を見るのだそうです。 連合赤軍の一連の残虐行為はビタミンなどの栄養欠損の影響があると事件後に指摘されました。 実際メンバーの森氏は逮捕後に普通の食事を食べだしたら自殺してしまいました。 永田死刑囚は黙秘を貫き、後に後悔を言葉にしましたが罪の認識を言葉にすることはなかったそうです。 記憶障害でろくに覚えていなかった可能性が高いのかもしれません。 夫は重い罪を犯した人の脳の図像を取ってデータベース化すると犯罪抑止につながるのではと考えているそうです。 私は国が確認した死刑囚の症例の公開が先だと考えています。 統計では悪質な犯罪の数は減少傾向にあるそうで、私ら夫婦の討論は取り越し苦労なのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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