カテゴリ:日常生活から
昨晩の我が家の食後のTVは池上彰氏のイスラム圏情勢解説番組でした。
米軍によるオサマ・ビンラディン殺害をめぐる情勢のおさらい番組で、前半1時間のCMがとても多かったです。 我が家とイスラム圏との接点は映画や本を通してだけですが、3人とも漫画「ペルセポリス」を読んでいます。 3人で出した意見は「ビンラディン殺害は、イスラム原理運動が煽動してきたテロ活動の縮小のシンボルとなる可能性が高い」というものでした。 聖戦として翻訳されるジハードは、本来ならば「勤行」などの宗教用語に当たる言葉と紹介された時には全員で爆笑してしまいました。 イスラム原理主義は、いわゆる攘夷と欧米の女性の社会進出に対抗するの保守回帰の運動の側面を持ち合わせているようですが、どちらも頭打ちになってきたように我が家は捉えています。 イスラム原理主義体制国の女の人は、エライ坊さんの言う事を守っていると亭主が死ねば若ければ再婚、中年では物乞いしか出来ず、せっかく育てた息子が自爆テロで死んでしまえば老後の基盤も失います。 国の経済も油の収入に依存して他宗教圏に物やサービスを売ることを怠れば、油が売れなくなった時が大変です。 イスラム圏の10代から20代の子供の親は「自爆テロは親不孝」とか「手に職がなければ食べられない」などとお説教しているんだろうなと夫婦で想像してしまいました。 また村上春樹氏の小説が中東の言葉に翻訳されて読まれているのに納得しました。 日本でも三島由紀夫氏の呼びかけはほぼ無視されましたな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.16 10:32:21
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