カテゴリ:日常生活から
本「バカの壁」 養老孟司著 岩波新書
私は読んでいませんが、夫と愚息は読みました。 夫による要約は 「東大医学部の養老教授が、オウム真理教をはじめとするカルトに帰依する学生の存在にショックを受けて何事にも問題意識を持つ事の大切さを説いた著作」なのだそうです。 昨日私は実家の父の思想的に困った一面を改めて確認する機会を得ました。 法事の後の会食の席で、なぜか父は「ヒトラーの功績が見直されるべきだ」と話し始めました。 ナチスドイツの経済政策の再評価のお話だけで済めば良かったのですが、ユダヤ人政策の見直しにまで風呂敷を広げそうな勢いとなったのでとりあえず腰を折りました。 私が知る限りでは、ユダヤ人政策の再評価は行われていなかったように見えますので。 父は若い頃からイスラエルの国家としての存在を疑問視する発言を繰り返してきたいきさつがありました。 危険な80歳であり続けているのには、娘としては元気が良いと喜ぶ一方ちょっと辟易する部分もあります。 昨日の日経の書評欄には、イスラエルは中国・韓国と並んで国のランキングで日本より上位となった国である事などを論じる著作が紹介されていました。 本屋で一度は手に取ってみなければなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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