カテゴリ:日常生活から
オウムの逃亡犯が逮捕された日に、CSでドキュメンタリー「ポル・ポト」を見ました。
ポル・ポトは1976年にカンボジアの首都プノンペンを制圧したクメール・ルージュのリーダーです。 制圧した農村地域で最小でも50万人とされる大量虐殺を命じて実行されました。 アメリカが黙認する共産主義政権として、クメール・ルージュの体制は日本でも良く研究されたようです。 オウム真理教と集団農業ヤマギシはその体制を取り入れて運営されたようです。 特にオウム真理教には類似点が多いように見えます。 極端な秘密主義で知られたポル・ポトは知識階級を主な標的とする大量虐殺の実行でその勢力は衰えて、1980年代はベトナム国境付近のジャングルを転々としました。 逮捕された時は杖をついても歩く事がままならないような健康状態でした。 麻原彰晃はハルマゲドンの予言が当たらなかった事から信者の人気が離れるのに怯えて大きな敵の存在についてしきりと語るようになり、ついには東京地下鉄でのサリン散布を頂点とする数々の殺人事件を実行させました。 長い公判の間に精神の健康を害したらしいとの観測もあります。 私には麻原とポル・ポトにも共通点があるように見える事があります。 ポル・ポトと麻原には抗いがたい魅力があるらしくて、その思想への傾倒を続ける人々が長く絶える事がないようにも見えます。 私も「たまたま」そういう考えを受け入れないだけであるだろうと考える事があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.06.17 09:45:13
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