カテゴリ:日常生活から
「滝川コミューン一九七四」は私と同じ1962年生まれの原武史明治学院大学教授のドキュメンタリーです。
講談社文庫にもなっています。 原教授は当時住んでいた東久留米市の滝川団地の真ん中にある滝山第七小学校での教育理念に違和感を感じられたそうです。 ご両親の方針で塾で中学受験のための勉強をされたため、学業優秀な生徒として担任教師から一目置かれたようです。 そのため教師の指導に疑問を感じても傍観者としての立場で過ごす事が出来たように私には見えます。 ちなみに滝川団地の校区の小学校の教育理念と学級運営方針は当時としても先鋭的だったようです。 ドキュメンタリーの書き手が言及する事が多いように私は1990年代に感じた事があります。 原教授が当時経験されたのは、4~5人の班での集団行動でメンバーが問題を起こすとその班全体が責任を追わなければならないという集団指導体制です。 班で給食当番や掃除当番もやらなければならないので、リーダーの生徒の負担感が強かったようだとの記述があります。 私も同じような指導を小4の時に経験しました。 前にブログに書き込んだ、担任教師が4月の団体交渉で授業を放棄した時の指示を何も出していなかったために私も含めた学級委員がみんなの前で叱られました。 この時の担任教師が行った指導が同じものです。 叱るのも教科の授業をしないでやっていたので、「先生ちっとも授業やらない。先生って楽だな」と言わないまでも考えた事を思い出します。 この教師とは9月までのお付き合いで終わり、清々しました。 民主党の状況はあの頃のクラスの状況に近いように私は考えています。 原教授のように私も塾に通って中学を受験し、都心の中高一貫校に進学しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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