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2012.07.27
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カテゴリ:日常生活から
『おしゃれ泥棒』 1966年アメリカ映画 監督ウィリアム・ワイラー 脚本ハリー・カーニッツ
オードリー・ヘプバーン、ピーター・オトール

パリを舞台にしたロマンチック・コメディーですが、ストーリーにピグマリオンの寓話が織り込まれており、かなり寓意性が高い作品でもあります。
著名な美術品蒐集家として所蔵作品をまさに今オークションで売り出しているシャルル・ボネ氏は、実は贋作画家です。
娘のニコルは美術品の科学鑑定の発達を理解しており、父に贋作ビジネスを辞めるようにいつも諌めているようです。
しかしボネ氏は「(美術品に)目の無い大金持ちをだましているだけだ、そんなに悪い事はしていない」と言い放ちます。
かてて加えて知り合いの美術館長の依頼を受け入れて「400年前の巨匠作」として大理石のヴィーナス像の展示を承諾します。
ニコルは彫刻はX線鑑定で製造年が簡単に判明するのを知っており、父の無謀さにハラハラします。
ヴィーナス像は、祖父と祖母の結婚のきっかけとなった記念の作品だからです。

一方ボネ氏の収蔵作品に疑いを持った美術商のソルネ氏は、美術専門探偵のデルモット氏に急ぎの鑑定を依頼します。デルモットは館に忍び込んだところをニコルに見つかり、ピストルで腕を撃たれます。
彼は警察に連絡しようとするニコルに、自分が偽ゴッホの絵の具を手に入れた事を示唆します。
ニコルは通報を諦めて彼のケガの手当をしてやります。
これまでニコルは父の犯罪稼業に気兼ねして、男性と心を開いて対話した事がありませんでした。
デルモットも彼女が父の仕事を恥じている事を理解します。
2人の気持ちはかなり接近したようです。

翌日デルモットはなぜかソルネ氏に「ゴッホは本物」と偽りを知らせます。
次にニコルとヴィーナスを展示する美術館で再会しますが、彼女から像を盗み出す必要がある事を打ち明けられます。

ボネ氏は美術館が彫像に保険をかける事を承知しますが、科学鑑定が義務づけられている事を知らされます。
ニコルは父の名誉を守るためにヴィーナス像を盗み出さねばと決心してデルモットに計画遂行を依頼します。
一方アメリカの大富豪が彫刻を一目見て気に入ります。

デルモットニコルと一緒に彫像の盗み。すっかり彼女の心を奪う事にも成功します。
大富豪は「真贋は関係無い、私はヴィーナスに恋している」と彼に打ち明けて像を獲得します。

本当に好きな物には作家名というブランドは必要が無い、というお話のように私には聞こえます。
またヘップバーンとオトールが抱き合ってキスするシーンでは2人ともブランドの洋服を着ていません。

ヘップバーンが身につける衣装では、帽子を被って手袋をはめる事は廃れてしまいましたがシャネルバッグは健在です。
年月の中で残る物と消えていく物についても考えさせてくれる映画なのかもしれません。










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最終更新日  2012.07.27 17:32:38
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