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2012.07.29
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カテゴリ:日常生活から
『黒い十人の女』1961年日本映画 監督市川崑 脚本和田夏十
岸恵子、山本富士子、宮城まり子、中村玉緒、岸田今日子、船越英二

『黒い十人の女』はシャボン玉ホリデーの放送を始めたばかりの日本テレビを舞台に、芸能局プロデューサー風とその妻、愛人9人の愛憎関係を描いたスリリングな映画です。

しかし当時の興行成績は思わしくなく、作品の再評価が行われたのは1990年代に入ってからでした。
1991年にフジテレビがテレビドラマ化し、2000年代には舞台化されたそうです。

私はこの映画の事を聞いてはいましたが見たことはありませんでした。
CSで放送されて今回初めて見て、作品の評価の遍歴に納得しました。

その理由には伸び盛りの第3次産業とそこで働く人々を取り上げた事が挙げられそうです。

風氏は番組の視聴率に悩む代わりに、愛人達が自分の命を狙っているのではという憶測に怯えます。
芸能局部長は彼に「局で番組を見るな。家に帰ってテレビで見ろ」と忠告します。

風のまわりの10人の女性は、宮城まり子演じる印刷業社長を除いてこれまた女優・CMガール・メーキャップ係・ADとサービス業に携わる人ばかりです。
彼女らの大半は新しいメディアに出演する、そこで働くという事に半ば熱中しています。
バブル期の人々と同じような心理のただ中に居るように見えます。
社長だけが風との愛人関係で会社の経営が成り立っている事を理解しています。

市川崑監督は1970年代に持ち前のシャープな映像で陰惨な事件を軽快に描写する『犬神家の一族』をヒットさせます。

日本のテレビ業界も1970年代後半には米映画『ネットワーク』が描いた視聴率至上主義の世界に足を踏み入れたようです。
1980年代に高視聴率を稼ぎ出したタレント達を看板に掲げるテレビ局が存在しているように見えます。
しかし日本テレビはそれでは無いようです。

どうも私は恋愛への関心が低く、「業界で3本指の存在であり続けるとはどういう事なのか」とか「産業の最も良い時期は何年くらいなのだろうか」などとつい考えてしまいます。














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最終更新日  2012.07.29 10:06:25
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