カテゴリ:日常生活から
私がしばしば議論を吹っかけているブログ「ザビ神父の証言」は、最近カイロ宣言を取り上げました。
私はコメント欄に カイロ宣言は第2次世界大戦中に出された政治宣言であり、条約などに代表される国際法の国同士の取り決めよりも優先順位が低い との考えを書き込みました。 ブログの運営者のザビ神父さんは、 政治宣言は条約と同等の効力があるものであり、私の認識は間違っている。そのような間違った認識をコメント欄で披露する私は傲慢である とみなされました。 そして私に自分のブログにて科学的な証拠を提示すべきであり、それに対してご自身がコメント欄にて回答をしたいと書き込まれました。 1943年に出されたカイロ宣言についてウィキペディアにて調べてみました。 国家元首による政治宣言ではなく、国家元首が集まって話し合ったところそのような合意に達した事を公表したレベルに留まるのではないか という考え方が出て来ていると記されていました。 国会図書館は、カイロ宣言の原文と日本語訳、マイクロフィルムの画像を公表しています。 そちらも確認してみました。 先に上げた考え方は カイロ宣言には国家元首のサインが無い事が国どうしの取り決めである成文法としての有効性が無いので、国際法の成文法には該当しない とみなすものだそうです。 マイクロフィルムの画像には話し合った当時の国家元首 米ルーズヴェルト大統領、蒋介石、英チャーチル首相 のサインはありません。 これが私がネット上で調べたカイロ宣言についての論争のポイントとなります。 ザビ神父さんにおかれましては、論争のある歴史的な話題もブログで提示される事をお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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