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カテゴリ:日常生活から
血盟団事件は1932年2〜3月に起こった、暗殺テロ事件です。
1932年2月9日には前大蔵大臣の井上準之助氏が、総選挙の応援演説の出先で暗殺されました。 血盟団は日蓮宗の僧侶井上日召をリーダーとする、政治的には右翼色の強いテロ集団だったそうです。 「一人一殺」「一殺多生」が集団の合い言葉だったそうで、天皇を戴いて既存政権の転覆を目指していたとされています。 「一日一殺」はソヴェエトのアフガニスタン侵攻時のタリバンの合い言葉だった事を思い出します。 1995年に東京の地下鉄にサリンを撒いたオウム真理教のテロを正当化する考え方と共通点があるように見えます。 「ポアする」という造語は殺人を肯定する意味を持っていたそうでして、集団と異なる考えを持つ人を殺害する事への心理的な障壁を外す意味があったようです。 死刑囚となったオウム真理教の幹部達は、1970年代前半まで勢いの強かった左翼の思想的な影響下にあったとされています。 彼らが無宗教をモットーとする共産主義から小乗仏教の熱心な信者となった経緯は私には理解出来ません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.02.10 11:45:55
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