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カテゴリ:日常生活から
2月16日は北朝鮮の国民の祝日、光明星節です。
北朝鮮の2代目指導者の金正日の誕生日でして、2012年1月に祝日とされました。 金正日は1代目指導者の金日成の息子ですが、厳しい兄弟達との跡目争いに勝ち残ったとされています。 文化事業の一環として金日成のカリスマ化を進めました。 巨大な金日成の銅像やマスゲームはその成果のようです。 ソヴィエト連邦が崩壊して国家の後ろ盾が無くなってからは、開放政策も取り入れました。 先軍政治の路線は維持したので、アメリカとの関係は緊迫を続けました。 2001年にはブッシュ大統領からイラン・イラクと共に「悪の枢軸」と名指しされました。 金正日が外貨獲得のための国策に犯罪行為を選択したのがその理由です。 精巧な偽ドル紙幣とコカインなどの麻薬の国内製造と外国での流通を進めました。 私は専門書で 「1990年代以降に北朝鮮で飢饉が頻発するのは、麻薬の原料となるケシの作付けを最優先したから」 と観測する北朝鮮の専門家の説を読んだ事があります。 現在の北朝鮮指導者とされる金正恩は、「父(金正日)の遺訓」に忠実な政策を進めているようです。 金正日の死から間もなく、平壌に巨大な金正日像を建立しました。 最近のミサイル発射と3回目の地下核実験は、これまでの先軍政治路線のステップアップの側面を持つようです。 専門家からは「核弾頭とミサイルで外貨を獲得しようとしている」と観測されています。 北朝鮮のGNPは鳥取県と同程度だそうでして、国民の生活水準は東アジアの最低水準です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.02.15 19:53:23
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