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カテゴリ:日常生活から
1945年2月23日に、米軍は硫黄島の擂鉢山を占領し、頂上に星条旗を立てました。
従軍カメラマンのジョー・ローゼンタールは、兵士6人が星条旗を立て直す様子を撮影。 「Raising the Flag on Iwojima」のタイトルで発表しました。 後に海兵隊記念碑のモデルにもなり、米国で最も有名な戦争写真となりました。 写真は戦時国債のキャンペーンに利用されました。 6人の兵士のうち生き残った3人は本国に召喚されて、戦時国債徴集のキャンペーンで全米を回りました。 目標額の2倍の237億ドルが売れたそうです。 彼らは海兵隊記念碑の製作のためにポーズも取りました。 米軍から見た硫黄島の戦いを描いた映画は、1949年、1961年 2006年と3回製作されました。 2006年のクリント・イーストウッド監督作品『父親たちの星条旗』は、生き残った兵士の息子が著したドキュメンタリーの映画化です。 この12年前の1932年2月22日、日本陸軍独立工兵・久留米第18大隊の3人の一等兵は、国民革命軍19路軍の陣地鉄条網に対して、点火した破壊筒を持って突入爆破し、自らも爆死しました。 陸軍から戦争宣伝の要請を受けていた朝日と毎日の2つの新聞は、彼らを「爆弾三勇士」(毎日)・「肉弾三勇士」(朝日)と名付けて称賛し、軍神に祀りあげました。 遺族に新聞社で弔慰金を出し、次いで寄付を紙面で募りました。 歌のコンテストが開催され、1等曲をテーマソングとする映画も製作されました。 彼らは第2次大戦後に称賛される事は無かったように私は記憶しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.02.22 16:52:04
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