テーマ:海外投資と国内株式(422)
カテゴリ:日常生活から
2011年5月1日、オバマ米大統領は、海軍特殊部隊がパキスタンでウサーマ・ビン・ラディンを射殺したと発表しました。
対テロ戦争の一つの節目となりました。 米国はアフガニスタンのターリバーン政権に対して、911同時多発テロの首謀者であるウサーマ・ビン・ラーディンの身柄引き渡しを要求しましたが、ターリバーン政権はこれを拒否したので、アフガニスタン戦争が勃発しました。 ターリバーン政権は打倒されましたが、ビン・ラーディンの行方は戦争開始以降分からなくなり、アメリカ軍はアフガニスタンと隣国パキスタンとの国境地帯にある山岳などを捜索してきましたが、それでも10年にわたって行方は知れませんでした。 ビン・ラーディンの捜索は、ジョージ・ブッシュ政権がオバマ政権に交代しても続けられ、軍のビン・ラーディン殺害作戦は「Operation Neptune Spar(海神の槍作戦)」と呼ばれました。 なお、対テロ戦で協力関係にあったロシアには、作戦終了の公式発表の前に事前通告がなされていました。 ビン・ラーディンが殺害されてもテロ攻撃の可能性がなくなったわけではなく、アメリカをはじめとする各国の警察・軍隊は報復攻撃を警戒し、国際刑事警察機構も各国に向けて警戒を呼びかけました。 テロに対する懸念が軽減したことから、各国の株式市場は軒並み上昇し、東京株式市場は東日本大震災以来の終値1万円台を回復しました。 当時の菅首相は対テロ戦争における顕著な前進であると歓迎の意を表しました。 世界の反応はおおむね作戦の成功を歓迎するものが多く、批判的な反応はベネズエラ・チリなど限られたものにとどまりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.05.01 22:15:55
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