DIY日本株投資ファンド 5th version

[日経平均月足チャート検証] カテゴリの記事

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• 日経の夕刊から５／２３

  ＊日本の戦略的関与に期待　第１９回「アジアの未来」開幕　リー・シンガポール首相　米中、信頼構築を＊若者の資格取得支援　目標達成で給付増　厚労省　制度拡充へ＊日経平均１万５０００円割れ　朝方３００円高、乱高下＊中国、製造業景況が悪化　民間調べ　５月指数　輸出不振背景に＊注目株を斬る：　吉野家HD　牛丼値下げ後は一進一退

  2013.05.23

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• ２００９年３月１０日　日経平均株価が終値ベースでバブル崩壊後の最安値７０５４円９８銭を記録

  ２００９年３月１０日、日経平均株価が終値ベースでバブル崩壊後の最安値７０５４円９８銭を記録しました。これが２００９年の最安値となり日経平均は反転上昇、８月２６日には１万６３９円７１銭を付けて１万円台を回復しました。どういうわけかそれから日経平均は安くなっても８１００円までの８０００円台から、高値は切り下がりながら１万円台で推移してきました。ちなみに２０００年代以降で日経平均が７０００円台の安値を付けたのは以下の３回となります。２００３年４月２８日　終値ベースの安値７６０７円８８銭２００８年１０月２７日　ザラ場ベースの安値７１６２円９０銭２００９年３月１０日　終値ベースの安値７０５４円９８銭２００８年と２００９年はリーマンショック後に付けた安値となります。２００３年はりそな銀行への公的資金注入前の安値となります。最近の新聞を見ていると、メガバンクの状況は２００３年の頃とはすっかり様変わりしてきたように感じる事があります。

  2013.03.09

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• １月の日経平均月足は陽線となるも上げ幅はわずか９円

  １月の日経平均・TOPIXは陽線となりましたが、日経平均の上げ幅は９円で０.０８％とわずかなものに留まりました。SQ値を下回って引けたのは昨年と同じパターンです。TOPIXは１１.２８ポイントで１.２％の上昇でした。１月のNY市場は３指数全て月足陽線となりました。NYダウ　プラス２.７％、ナスダック　プラス１.７％、S&P５００　プラス２.２％NY市場の上昇は１２月より小幅なものとなりました。上値が重たい傾向のようです。

  2011.02.01

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• ２０１０年の同じ時期は２００日移動平均がサポートラインとなったが

  日経平均は下落局面入りしたとのお話があります。昨年も同じような時期に下落を見ました。その際は２月に２００日移動平均を一時割り込んでいます。今月より２月に指数の下落が大きくなる可能性が高いようです。２００６年のライブドアショックから１月高値が定着してきたように感じられます。アジアと中国の影響が強大となり内需の弱さが鮮明となったことで、旧正月前の重要性が高まっているようです。

  2011.01.23

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• TOPIXは２５日移動平均を割り込む

  ９月の日経平均は６．１％上昇、TOPIXは３％上昇しました。９月のNYダウは７．７％上昇、ナスダックは１２％。TOPIXの上昇率は随分見劣りすると思ったら９月３０日に２５日移動平均を割り込んで引けていました。９月１５日の為替介入の成功で輸出関連銘柄は反発を見ましたが、金融セクターの下落トレンドが大きく影響しています。私が観測している範囲では、日経平均とTOPIXはそのいずれかに近づいて動く傾向があり、最近の出来高の少なさから考えるとTOPIXが動いた方向に動く可能性があるのかなと考えたりしています。夏休みに初TVCMを流した一休の下方修正が象徴的かなと考えています。日本の景気拡大期は今年の３月がピークだったようです。内需は２月くらいまで低迷するのでしょうか。

  2010.10.01

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• 戦後の年央安値は６回

  　　　　　　　安値　　　　高値　　　　年終値ー安値１９８４年　７月３日　　１２月４日　　　　＋　　　　１９９１年　８月１９日　３月８日　　　　　＋１９９２年　８月１８日　１月６日　　　　　＋１９９５年　７月３日　　１２月２７日　　　＋２００３年　４月２８日　１０月２０日　　　＋２００６年　６月１３日　４月７日　　　　　＋日経平均は月足で３連続陰線となりました。０９年も月足３連続陰線は経験しています。日経平均がドバイショック安値を下回らずに上昇に転じれば調整の範囲内での下落ということになりそうです。１９９５年は４月１９日に１ドル７９.７５円まで円高となりました。今日発表の日銀短観の想定為替レートに注目します。

  2010.07.01

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• 日経平均・TOPIXの月足は陰線に終わる

  １月の日経平均の月足は陰線となりました。日経平均の週足は５週連続陽線のあと３週連続陰線となりましたが、日経平均の２５日、７５日、２００日移動平均は５週連続上昇を続けています。専門家が２番底懸念が薄らいできているとコメントされています。主要企業の決算も上方修正が多いので、ひょっとすると２月のSQ週を待たずに日経平均が底入れする可能性もあるのかもしれません。市場は、米国の金融業の引き締めの日本のメガバンクへの影響は小さいと考えているようです。メガバンクの株価の反応は限定されたものとなっています。米国の銀行も、日本のメガバンクのようにもっさりとシンジケートローン中心に仕事をしていかなければならないとみなされているのでしょうか。くだらない感想ですが、今週は日米とも首相・大統領がお話すると株価が下がりました。どちらの民主党も選挙公約作りに気合いが入るのでしょうか。

  2010.01.30

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• TOPIXは３月１２日安値７００.９３を割り込むのか？？？

  日経平均が１１月２７日に大陰線を付けて７月安値とほぼ顔合わせしたことで市場には先安観が台頭しています。TOPIXが日経平均に先行して７月安値を割り込んだことから日経平均も１２月は後追いするだろうとの観測からです。直近の外国人は現物・先物いずれも売り越しに転じ、日経平均・TOPIXは好材料より悪材料への反応が強くなってきています。今週ナスダックはNYダウに遅れてリーマンショックの半値戻しを達成するも反応せず。専門家が注目するTOPIXは３月１２日安値７００.９３からの上昇のマドを埋める展開が続いてきました。残されたマドは３月１２日からの３週連続上昇の２つのマドとなります。１１月は日経平均・TOPIXとも月足で陰線が確実となり３ヵ月連続陰線です。月足での先安感も台頭してきています。事業仕分けとデフレで日銀の予測どおり来年の４～６月期はGDPマイナス成長の２番底でタイトルのような展開となるのでしょうか。

  2009.11.29

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• NYダウ続落でもVIX指数は２２

  １１月第２週からVIX指数は２５以下で推移しています。１０月３０、１１月１日に３０を付けましたがその後急速に下落。今週ダウは３日続落しましたVIX指数は２２台でほとんど動きませんでした。長期のVIX指数を確認してみると、経済危機や突発事故で一時３０を越えても時間の経過とともに数値は小さくなり、１０から２０で推移するようになる局面入りするようです。２００３年から２００６年のダウの上昇期がこれに当たります。１９日には米国の短期金利は昨年１２月以来一時マイナスとなりました。金融当局が流動性を確保しているための金余り状況を反映しているとのお話もあるそうです。バルチック海運指数は今年の高値水準で推移しており、VIX指数の低下と同様に世界経済の状況の好転を示唆しているように私には思われます。日経平均は２００日移動平均を割る事なく上昇に転じる可能性が高いように思われますが、どうなるのでしょうか。

  2009.11.21

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• 日経平均はNYダウに先行して下落か？？？

  日経平均の１０月の月足は陰線となり、２ヵ月連続で陰線となりました。今週は２５日移動平均と７５日移動平均を割り込んで終わりました。この２つの移動平均はデッドクロスしています。NYダウは４ヵ月連続陽線、ナスダックは７ヵ月連続陽線のあとの久しぶりの陰線となりました。ナスダックは２５日移動平均を割り込んで引けました。NYダウの月末引き値は９月のそれをわずか４５セント上回るにすぎません。１０月はゾーンの動きで推移したこととなります。３１日は２５０ドル近い大幅下落となっており、来週はナスダックと同様に２５日移動平均までの下落を見る可能性が高まっているようです。NYダウ、ナスダックともに日経平均のように７５日移動平均を一時割り込むのか、動向を見守っていきたいと思います。私個人は日米の株価指数が明確な下落トレンド入りを示していないようなので、２００日移動平均を割り込む展開は想定していません。先進国の景況感が悪いのは当たり前のことなので、色んなお話を聞いても「何を今さら」とすっかり驚かなくなってしまいました。　　　　　　　　　　　　

  2009.10.31

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• 日経平均の６ヵ月連続陽線はほぼ確実か

  昨日の日経平均はNYダウの８日続伸を受けて上昇して引けました。８月も衆院選開票明けの３１日を残すだけとなりますが、どうやら月足の陽線は確実な模様です。８月が陽線となると６ヵ月連続陽線となり、バブル崩壊後の連続記録を更新することになります。２００１年、２００５年の連続記録はいずれも５ヵ月連続で終わっています。ただし日経平均の上値が重たくなってきているので、日経平均の上昇率は限られたものになりそうです。実際今週の日経平均の上昇率は０.６％ですが、TOPIXの上昇率は５％と大差がつきました。９月以降はTOPIXの寄与度の高い業種の銘柄が上昇する可能性が高いと考えるべきでしょう。また昨日は失業率が過去最低を更新、７月の消費者物価指数が前年同月比２％を超える下落となり３ヵ月連続下落幅の記録を更新するという悪い経済指標が発表されました。日経新聞は専門家がデフレスパイラルを懸念していると報じています。一方私の経験では失業率が最低といわれる水準に達すると、物価の下落が一段落することを家計簿で確認したことが何度かあります。今回もそうなるのかはまだ分かりませんが、内需関連銘柄の買い時なのかもしれないと考えたりしています。８月に入ってスーパーの特売の目玉商品の数が少ないのですぐ無くなってしまうんです。値引き競争の限界が見えて来たように感じますが？？？

  2009.08.29

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• 日経平均は月足で５ヵ月連続陽線が確実か

  １万円台を維持して終われば月足で５ヵ月連騰となります。これは２００３年の４ヵ月連騰を越えて２００５年の５ヵ月連騰と並ぶことになります。かなり強い相場だといえそうです。私はつい来月も期待してしまいます。バブル崩壊後は自民党が選挙で負けたあとは日経平均が上昇するようです。これは過去２回観測されましたが３度目もあるのでしょうか？？？

  2009.07.30

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• ５月の日経平均の月足は大陽線

  日経平均の５月の月足は大陽線となり、３ヵ月連続で上昇となりました。月足の大陽線は上昇トレンドの中で出現する傾向があるようなので、しばらく好調な相場を楽しむことが出来そうです。５月２８日の後場から大口の買いが断続的に入るようになり、相場の雰囲気が良くなったように感じられました。これには前日の政治イベントの結果が影響しているようです。iPodでラジオ番組を聞いている夫の話では「麻生首相は失敗した」との意見が寄せられているそうです。これからの世論調査の結果に注目したいですね。また２９日の大引け間際の主要銘柄に大きな出来高の売買があった模様です。これは日中足で確認する事が出来ますが、これまで上昇をリードしてきた銘柄への物色はお休みとなりそうです。日経夕刊の「景気循環と株式相場」の連載記事は示唆に富んだ内容でした。

  2009.05.31

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• ドル、ユーロ建て日経平均はダブルボトム

  １０月の日経平均の月足は長い下ヒゲ陰線となりました。最安値は２００３年４月安値７６０７円を割り込みましたが、ドルやユーロ建ての日経平均は円高の影響で２００３年４月安値を割り込むこととはなりませんでした。外国人投資家にとっては、外貨建て日経平均はダブルボトムとなる可能性が出て来ています。日経平均は８２年１０月安値６８４９円を下回ることはありませんでした。８２年１０月安値はバブル相場に至る長期上昇相場の起点にあたります。１９８９年１２月高値３万８９１６円からスタートした１８年１０ヶ月にわたる下落トレンドが、その起点の株価まで戻ったようにも見えます。またバブル期、ITバブル期と日本の株式指標はPER、PBRがやたら欧米先進国より高く割高だと言われてきましたが、今回の下落でそれらは同じ位か却って割安な水準まで下落しました。個別企業の株価はグローバルスタンダードになってきたのかもしれません。強気に考える人はここから大きく上昇する相場が始まると考え、弱気に考える人はせいぜい７０００円を底に１万８０００円を天井に推移すると考える可能性があるように私には思えます。今後の相場の大きさを考えるとき、今月の日経平均の動向が注目となります。バブル崩壊後日経平均の月足が下ヒゲ陰線となったのは８回あり、その翌月が陽線となった４回はその翌月も上昇を続けています。翌月大きく上昇した３回は、上昇トレンドの起点となっているからです。今月の日経平均は、１０月高値９５４７円を抜いて１万1千円までの窓を埋めるかにかかっているのかもしれません。

  2008.11.01

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• ２０００年から２００３年のNYダウチャート

  先週末が先進国の株価指数の大底だったことを確認するような相場展開がスタートしています。欧米の家計の余剰金ってもう銀行の定期預金にちんまり収まっているわけではないですね。とは言っても大きな下落の後は約２年は株価の変動幅はかなり高いと考えておかなければなりません。２０００年のインテルショックの翌年には、NYダウはまた大底圏までの下落を見ています。今回の戻りの限界を想定しておかなければなりません。私は勝手に９月１８日安値１万１３０１円を注目しています。ユーロ高、円高の進行が今後の決算発表に影響を与えることを考えておかなければなりません。

  2008.10.14

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• セーリングクライマックスであれば良いのですが

  今日の日経平均は前場後半「なぜか」私が覚えていた２００３年１１月安値の９６００円台をうろうろしておりました。２００３年１１月安値９６１４円は、２００３年４月安値から日経平均が急上昇して初めて付けた押し目です。これを割るとあとの大きな目処は７６００円台ということになり、下落が加速する可能性が高いと私は大変緊張しておりました。昼食が食べられませんでした。今週は悪い予感が良くあたるもので、日経平均は本日９５２円安となり、０３年１１月安値を大きく割り込みました。SQの前であり、出来高も膨らんでいることからセーリングクライマックスの可能性があるかと思われます。確認しておりませんが、東証１部のPBRは１倍割れとなりそうです。これからの決算発表で大幅減配にならなければ、配当利回りが２％を軽く上回る企業はかなりあります。お金のあるファンドであれば、買収ががんがんできちゃうのではないでしょうか。

  2008.10.08

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• 日経平均の９月月足は陰線の可能性大

  ９月も残りわずかとなりましたが、日経平均の月足は陰線で終わる可能性が濃厚となっています。これで昨年８月の大幅安後では昨年１１月から今年２月の４ヵ月に次いで、６～９月が４ヵ月連続陰線となることとなります。今年は日経平均が上昇していたのは４月と５月だけだったこととなります。５ヵ月連続陰線というのはバブル崩壊後でも記録はないので、１０月は東証１部も反騰の期待が高まる月となりそうです。今週は米国の金融不安が和らぐ報道も相次いでおり、景気後退の懸念はあるものの日経平均は１２９００～１３０００円までの戻りを試すだろうと考えています。上昇幅はラマダン明けの外国人の買いのボリューム次第となりそうです。

  2008.09.28

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• 日経平均８月の月足は陰線で引ける

  日経平均の８月の月足は小幅の下落で陰線の十字足、３ヶ月連続下落となりました。これは０７年11月から０８年２月までの４ヶ月連続下落に次ぐ続落となります。TOPIXは３月末水準まで下落しました。２番底をつけた可能性が出て来ています。９月第1週は７月高値のある１万３６００円あたりまでの上昇、SQのある第２週から下落に転じ月末の底入れを想定して対応します。９月安値は１万２４００～２７００円と考えていますが？？？円高の兆しが見えてきているのが指数の下振れ要因となりそうです。中堅不動産、電機、ゴムなどの業種で８月底入れを確認した銘柄が見られました。機械、輸送用機器などでは底練り中の銘柄が見られます。７、８月と２ヶ月連続して日経平均のゾーンの動きが続いたことから、個別株の動きがかなり小さくなってきています。下落が続く新興市場も同様の相場環境となってきています。個人的には９月の下落局面は買いを入れる絶好のタイミングと見て対応することにします。日本株では将来有望な中小型銘柄と売られ過ぎた業種の割安銘柄、これにアジアと米国株式指数連動のETFを組み合わせて個人ファンドを作ることとします。面白くなってきました。

  2008.08.30

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• 日経平均の今後の２つのシナリオ

  昨日までに書き込んだように、私は４月の日経平均月足の陽線を想定していますが、その後の展開には２つのシナリオが考えられるようです。（１）サブプライムローン問題の対応の成果が出て金融不安は終焉へ。アメリカ経済への影響も底が見えて来て、日経平均は緩やかな上昇に向かう。（２）日経平均は反発するもせいぜい５月までで再び下落局面入りに。６～７月にかけて３月安値を更新も。（１）は米国の景気後退期間が３～４月で底打ちし、日本も踊り場入りに留まった場合。（２）は米国の景気後退期間が長引くのを受けて日本も景気後退局面に入った場合。２００２年、２００３年、２００５年の長期国債金利が安値をつけたあと日経平均は５～６ヵ月の上昇局面に入りましたが、２００１年は２ヵ月の反発に留まりました。２００１年はＩＴバブル崩壊の最中にあり、米国はＦＦ金利を毎月引き下げていました。日本株はその影響を大きく受けていました。現在の日本と米国の経済状況が２００１年の景気後退局面に似ており、ＦＦ金利が当時の最低水準である１％またはそれを超えて引き下げられるとすると円高はさらに進行し、（２）のシナリオは現実化することとなりそうです。用心にこしたことはないようです。

  2008.03.30

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• 日経平均月足６ヵ月連続下落

  日経平均３月の月足も陰線となり、２月こそ小動きでしたが６ヵ月連続下落が確定となりました。これは０１年０２年に観測された５ヵ月連続下落を超える記録であり、バブル崩壊後の下落記録の最長となります。３月１７日の最安値１１６９１円を底値に日経平均は切り返しています。０７年７月２８日高値から３６％下落しており（３分の１押しの水準）どうも底値に到達した模様です。米国政府要人の発言や経済指標、金融機関レポートから聞こえてくるのは暗い予測ばかりですが、NYダウの反応が鈍くなってきており、日経平均もこれに追随して値動きが小幅になってきています。１０年物国債の動きははっきりしており、将来の利下げをかなり織り込んで３年ぶりの低い水準となっています。金利と株価の動きの相関に注目していくとします。

  2008.03.27

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• どこまで行く円高・株安

  日経平均週足は、今週窓を空け下落しました。来週はSQであり、１月２２日安値を意識しての展開となるのは必至です。月足で見ると２００４年４月高値１万２１６３円、２００２年５月高値１万１９７９円が今後の下落で意識される価格となりそうです。１万２１００円割れすると１万２０００円割れまでメドがなくなります。今週の日経平均EPSは９００円前後で推移しておりますが、海外金融機関のサブプライム損失報道が依然聞こえてくるので下落に対する注意は必要です。今後の円高進行については１９９８年８月から９９年１１月までの円高トレンドが参考となりそうです。１ドル147.64円から93.7円まで１６ヵ月で３１．３％円高進行しました。これを今回０６年６月124.14円からのトレンドと考えると円高のピークは８～９月頃に１ドル85.2円となります。まずは９５円を目指すのではないでしょうか。一方この期間は日経平均は９８年１０月１万２８７９円から２０００年４月２万８３３円まで61.7％の上昇を見ました。電機が円高の中収益が健闘したITバブル相場です。円高イコール株高のトレンドに転換する可能性も出てきています。ドル建て日経平均は、1月２２日を起点とする上昇トレンドを維持しています。円高でメリットを受けるのは内需関連企業となりますが？？

  2008.03.09

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• 今年はうるう年

  ２月の日経平均月足は陽線となりました。６０ヵ月移動平均線がサポートラインとなった模様です。この平均線は上昇を続けており、１２０ヵ月移動平均線とのゴールデンクロスが近づいています。現在NYダウが大幅下落し、円高が進行しており、来週初の日経平均の下落スタートは必至の状況です。しかし０８年４～１２月期の上場企業の経常益は前年比９．３％増であり日経平均EPSは９６０円となります。２９日の日経平均EPSは９０２円で、PER15倍でも６％上昇余地があり割安です。３月中に６０ヵ月移動平均線にサポートされながら１万４千円台へ向かう見方に変わりはありません。今年はうるう年で２月は１日多かったことから、同月の経済統計は前年同月比で良い数字となる可能性が大変高くなっており、３月は市場が明るいムードとなりそうだからです。市場は１月２２日安値で円高・原料高による０９年度４～６月の業績悪化を織り込んだのかもしれません。ぼちぼち私は夏の景況感が高そうな銘柄を物色するとしましょうか。

  2008.03.01

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• 10日騰落レシオが２００を超える

  昨日は日経平均の下落に関わらず１０日騰落レシオは２０５．５をつけました。これは1年にあるかないかの異常に高い数値で、月足で確認すると2004年3月と2005年1月につけたことがあります。２００４年３月は翌4月に日経平均は1万２０００円台に乗せましたが5月の大幅下落を経て日経平均はもみ合いとなりました。2005年1月は2004年12月が大納会に月の高値をつけた後のもみ合い局面でした。株価はその後「節分天井彼岸底」を経て日経平均は年間で約４２％の大幅上昇を見ました。いずれの場合も日経平均の上昇局面でつけており、その後日経平均は下落を見ました。今回はチャート的には全く当てはまるものではありません。値幅を伴った上昇を見なかった分、今後の値幅を伴った下落の深さを暗示しているようです。

  2008.02.06

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• 「円高」とNY市場の回復との綱引きか

  日経平均最安値１万２５７３円の水準は月足で確認すると２００５年９月１５日のSQ日以外での出来高３０億株乗せ、１１月８日の出来高４０億株乗せの大きな出来高の価格帯であることに気がつきました。２００５年９月から１１月に日経平均は１万２５００円から１万４８００円まで上伸しました。今度の業績発表は「円高」の悪材料がありますが、この価格帯が抵抗ラインとなって日経平均が上昇するのか注目していきます。日経平均のPERは１４倍程度の低い値です。日経平均の値動きは今やNY市場の安定にかかっていますが、政策の決定打は公的資金導入による債券市場の不安払拭になりそうです。今後の米国の政策に注目していきます。

  2008.01.24

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• 金融不安の消化期間は？？

  日経平均月足を見ていたら、金融不安の発生によって下落した指数が下落前の水準を取り戻すのに必要な期間に共通性があることに気がつきました。１９６５．５．２８山一證券行き詰まり、日銀特融決定　４ヵ月１９７３．１０．２３オイルショック　７ヵ月（その後株価再下落）１９８７．１０．１９ブラックマンデー　７ヵ月１９９７．１１北拓銀自主再建断念・山一自主廃業決定　３ヵ月（その後株価再下落）１９９９．９．１８ＬＴＣＭ破綻　３ヵ月（ＩＴバブル）２００１．９．１１米同時多発テロ　７ヵ月２００７．８．１７サブプライムローンショック　？ヵ月国内発なら３～４ヵ月目、米国発などなら発生より３～７ヵ月目が材料を消化しきる期間のようです。日柄としてはサブプライムローンショックも６カ月目となりました。昨年８月に私は消化期間として３ヵ月を想定していましたが、これは日本国内の金融不安の場合には良かったのですが、世界経済全体に影響する場合は７ヵ月程度を想定するべきでした。１９９９年のＬＴＣＭ破綻の株価回復が３ヵ月と早かったのはＩＴバブルの過熱感が影響しているのでしょうか？注意すべきなのは景気後退局面では株価の回復後に再下落を見ることです。昨年１０月から踊り場に入った日本経済が再び成長過程に入れるのかに注目していきます。

  2008.01.13

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