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テーマ:男女差別(7)
カテゴリ:教育
芝桜が咲き始めた
今、山梨大学では医学部消化器内科の教授を公募している。その応募要項を開いてみたら、日本内科学会、日本消化器病学会の指導医の資格を持っていることが応募条件になっていたが、消化器を専門にしてきた人では殆どこの資格を持っており、誰でも出願できるという内容だった。 しかし現実には論文の数やその内容、診療実績等を細かく審査して、面接で学生や医局員をしっかり指導していけるか否かなどの人間性を評価して決めるのだと思う。 ここまではごく当たり前の選抜方法で他大学とあまり違わないが、山梨大学では最後に書類審査と面接の総合成績が男性応募者と女性応募者で同点だった場合には女性を採用すると書いてあった。 政治や会社、教育の場などで女性の社会進出促進が叫ばれているのはいいことでその配慮をしていくのは良いことだと思うが、同点の場合は女性を採用するというのはいささか行き過ぎだと思った。 大学入試で男性に有利な問題や配点で、女性が不利益を被っていた事実が明らかになり、男女差別をなくし、男女とも同じ条件で合否が判定されるべきだとして各大学で平等を徹底するようになったのはいいことだと思う。 ところが教授の選考過程で同点の場合は女性を採用するというのは女性優位の逆差別で本来の姿ではないと思った。性別に拘らず、教授に最もふさわしい人を選んでもらいたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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