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2008年03月02日
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カテゴリ:日本のことを思う
 英語の勉強もかねていますが、Economistを購読しています。街中にも売られているのですが(ホテルとかで)、一年間購読するとかなり割引ということで購読にしたのですが、毎週1週間遅れくらいで到着するのが頭にきます。街中のは結構時間通り出ているのに何故?大学生の頃から英語の勉強のためにも読んでいるのですが、海外から見た日本の様子を描く記事に、はっとしたり、へーと思ったりすることも多く、全てに同意できるわけではないですが、なかなかに面白いです。
 昨日読んだ(ということはその前の週の)号のトップは日本。最近断然中国やロシアの記事が多いと思っていたので、久々に日本特集かと思ったら、内容は極めて手厳しいもの。バブルの時代にEconomistは日本の「Japan's amazing ability to disappoint」と辛らつに書いたそうですが、それは未だに健在だという内容です。アメリカもサブプライム問題で沈んでいますが、少なくとも政府が機敏に反応はしている、それに引き換え日本はどうだ、といった論調で、自民党の大島国会対策委員長の「外国は日本の政治家が右足から歩くか左足から歩くかすら決められないと思っている」とした発言も象徴的に引用され、政府の無力さを批判し、特に安倍、福田両政権、小沢民主党代表の責任を特に強調しています。自分は日本が「一流の経済」であること事態にそれ程こだわるわけではありませんが、それでも政治がこの国をどういう風にして行きたいかを話す場所となっておらず、瑣末(とあえて言いますが)な問題に右往左往しているのが若干悲しいです。
 例えば、最近の水餃子の問題などでも、それへの対策が大事なのは言わずもがなとして、それだけ中国経済とのつながりが深くなっている日本の食卓と経済のあり方から、どういう風に舵取りしていくか(やっぱり日本で安全な野菜を作っていく農業振興を目指すのか、それとも中国の野菜が確実に安全に入ってこれるよう中国と共同作業を行うのか、など)が語られれば少しは苦い経験からの何がしかの教訓が得られるのではと思います。ですが、少なくともメディア(といってもネットからとNHKしかここからは見られませんが)を通じた政治の動きからは、そういった議論は見られません。
 そんな日の夜にNHKスペシャル「激流中国」で貧しい農村の学生が必死に勉強している姿を見ました。テーマは「農村中国の貧しさゆえに、進学できない学生がある」といったことでしたが、むしろそういったところから這い上がってきている中国がどんどん追いついてくるのは、最近の日本の学校の状況を(これも限られたソースからですが)見ているとある程度趨勢なのだろうなあと感じました。
 繰り返せば、日本が一流の経済であることを追求する必要は必ずしも無いと感じつつ(もちろん「一流」であっても良いわけですが)も、「どういう国」を目指すかは議論されてほしいなあと思います。





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最終更新日  2008年03月02日 22時34分47秒
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