三枝俊介という大阪を拠点にしているショコラティエのシェフがいる。
彼はフランス リヨンの著名なショコラティエ モーリス・ベルナシオン氏の薫陶・影響を受けて『パレ・ド・オール』というチョコレート専門店を立ち上げた。
カカオ豆の選定、焙煎からチョコレートに仕上がる全工程を手掛けた自家製チョコレートを使用、もちろん素材の吟味から選別はもちろんそのすべてを、最初から手作りをして一つひとつの作業を懇切丁寧に作って美味しさを追究しているのだというのが最大の売りであるようだ。
そんな彼を取材したテレビ番組を1ヶ月ほど前に観て、おもわず「こんなに高そうなチョコレート、一生買って食べることはないだろうな~」なんてボソッとひとりごとを言ったのです。
そんなわたしのひとりごとを一緒にその番組を見ていた長女が覚えていたようで、後日つまり2月14日のバレンタイン・デーに、その三枝俊介さん作のお店(ハービスPLAZA ENT 4Fにある)の名前にもなっている『PALET D'OR(パレドオール=金の円盤)』の6個入りをプレゼントしてくれた。表面には金箔が散らしてあって豪華なものである。
わたしが一生食べることはないと思っていたチョコレートを食べられることになったわけである。
しかし、なんだかもったいなくってまだそれを味わうことはしていない。
さて、3月14日のホワイト・デーには、なにを返そうかしら?