カテゴリ:書籍関連
今人気の朝のNHK連続ドラマ『らんまん』、日本の植物学者の草分けたる牧野富太郎さんをモデルにしたドラマです。
わたしももちろん連日楽しんで観ていますが、そんな主人公槇野万太郎の物語の中で、彼が描く植物画を観ていて1冊手持ちの書籍の事を思い出して、その本を読み返しています。 その書籍は、もう40年近く前に初版本として発刊された澁澤龍彦著『フローラ逍遥』(価格は3800円と安価ではなかった)という、25種類の花にまつわる著者独自の視点で書かれたエッセイで構成されているものです。 この本のことは一度このブログで書いた事が有りますが、その時はこの本の装丁の美しさに焦点を絞って書いた覚えがあります。 これら25話のエッセイそれぞれに挿絵が何点もカラーで掲載されているのですが、それがいわゆる ”ボタニカルアート” というもので、この絵が素晴らしく、いつまでも観ていられるのです。 この澁澤龍彦著『フローラ逍遥』は初版本で、書籍の傷みは全く無く美しい状態です。ただ買った時には付いていたはずの帯はありません。 この本はこれまでも大切にしてきた、これからも我が家の重要書籍の1冊として保管しようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.26 00:10:11
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