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上半期と下半期と年に2回発表される『芥川賞・直木賞』。
もう過去何10年(今年上半期は171回目となるようです)と続いてきている文学賞です。 この2つの文学賞には、当然受賞作品の選考対象が異なる。 <<『芥川賞』は、雑誌(同人雑誌も含む)に発表された、新進作家による純文学の中編・短編作品から選ばれる。『直木賞』は、新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)が対象となっている>> これは皆様ご存じのところだと思います。 この賞の冠になっている『芥川龍之介』はともかく、『直木三十五』の方に私はとんと馴染みがなく今日まで来ている。ということですから、とうぜん『直木三十五』の作品とは全く接触せずにきたし、どのような作家だったのかもよく知りません。 こんなことを恥を晒して書いておりますが、常識の範疇のことかもしれませんので、遅ればせながら『直木三十五』の人となりを検索して調べることにしました。 日本の小説家で脚本家で映画監督でもあった人。本名は植村宗一(うえむら・そういち)。 『直木』は『植』の字を偏と旁に分解したもの。そして『三十五』は年齢が元になっている。 それは31歳の時に『直木三十一』の筆名で「時事新報」に月評を書いたのが文筆活動の最初で、以降誕生日を迎えるごとに『三十二』『三十三』と名前を変える事になったという。 そして何だかんだで『三十五』で打ち切ることになったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.10.25 00:10:12
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