カテゴリ:書籍関連
この書籍、季刊『ぎをん』については過去に何度か取り上げて書いてきた。
『祇園新地甲部組合』が発行元で、編集・制作は『株式会社 青龍社』が携わっている。 昭和34年(1959年)創刊して、年に4回(季刊)京都祇園をテーマに花街を取り巻く話題を65年間にもわたって取り上げてきた雑誌です。 極めてインナーなと言ってもいいと思うけれど、それゆえに祇園というある種特別な場所のことを垣間見る事が出来る雑誌である。 私も13年以上前にある友人から「こんなのがあるんです」と紹介されて、この雑誌を知ることになって、今日までも読み続けてきている。 先日その友人に会うことがあって、その時に聞いた話しによると、この雑誌が次々号からつまり来年初頭からリニュアルされるということらしいのです。 ”どうも内容がマンネリになっているのではないか?” とある花街関係者からの指摘もあって、編集・制作の母体を変更して、来年から新しく判型も変更して、リニュアル発行スタートするということらしいのです。 新しい季刊『ぎをん』が、どんな姿を見せてくれるのか? 楽しみではあるのですが、”マンネリ打破” ばかりを念頭に置いて雑誌創りをされると、リニュアル当初は面白いものができるかもしれませんが、それは長続きはしなくなるのではないかと、いささか懸念しております。 この手のごく限られたエリアのインナーな雑誌、それも歴史ある旧い京都の変わらない花街文化を紹介するものであるなら、仮に ”マンネリ” になったとしても、そう言われようとも、その方が祇園をはじめとする花街の情報誌としては相応しく思えてくるのですが・・・。 そう思うのは私だけか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.20 15:58:03
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